2005年04月13日

ラルキー(インド料理)

[ Spot]

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花園町にある有名なカレー屋さん.本場のインドカレーを食べさせてくれる.
正確にはインド料理屋さんであり,タンドリー物(インドの伝統的なかまどで焼き上げたバーベキュー)各種を筆頭にカレー以外のメニューも充実しているのだが,やっぱりカレーがメイン.

同じくカレー屋さんであるスパイス王国同様,インド人(?)の店員さんが調理しているのだが,オーダーを取りに来てくれる人は日本人のおばちゃんの時もある(インド人のおばちゃんの時もあった).

ラルキーのカレーは辛さが1から5まで選べる.
1から5までだったら「3」が中辛なのかというとそうではない.
ラルキーの辛さの数字は「倍」を意味しているのだ.つまり「3」は3倍の辛さなのだ(インドでは3が標準らしい).
余談だが,私が最初にラルキーでカレーを食べたときはそのことを知らなかったので,中辛のつもりで3を頼んだのだが,オーダーを取りにきたインド人のおばちゃんに「辛イデスヨ,大丈夫デスカ?」と心配された.

ラルキーでは,通常のカレーでもナンまたはライス,それにサラダが付いて1000円前後なのだが,これがランチ(平日の11時から14時まで)になると,日替わりカレーで680円,それにタンドリー物をつけても780円とかなりお得になる.
このためか,12時過ぎにはそれほど広くない店内がすぐに満員になるので,ランチを確実に楽しむためには少し前に行くか,逆に少し遅めに行くかして時間をずらした方が確実だろう.

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これはかなり前の日替わりカレー.チキンと野菜のカレーなのだが,かなり具だくさんで,鶏肉の他にもサトイモやかぼちゃなどがゴロゴロ入っていた.
ちなみにこの時は辛さの指定をしなかったので「1」倍の辛さだったのだが,私としては辛さが足りず,卓上にあったスパイスを振りかけて食べた.


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で,辛さ1倍に満足できなかったので,それほど日を空けずにリベンジしたときの日替わりカレーがこれ.ビーフカレーで,かなり大きな牛肉が入っていた.しかし,インド料理なのに牛肉使っていいのか?
この時はちゃんと辛さを「3」倍と指定したので,望みどおり辛いカレーが出てきた.かなり辛いので,ラルキー初心者の人は辛い物好きであっても「2」倍くらいからスタートした方がいいかもしれない.


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で,近所まで行ったついでに,というかラルキーでカレーを食べるためにその近辺に用事を作ったときのランチがこれ.もちろん辛さは「3」倍である.
前回と同じくビーフカレーだったのだが,タンドリー物としてチキン・ティッカがついている(見えにくいかもしれないがサラダの皿に入っている).これで780円.
初めて本格的なインド料理店に行った際にタンドリーチキン(とエビ)を食べて感動して以来,私はタンドリー物が大好きなので,これも美味しくいただいた.

しかし,徐々にラルキーに行く間隔が短くなっているような気がする.もしかしてカレー中毒になりつつあるのだろうか?


おまけ.
学生さんと一緒にカレーを食べに行った際,学生さんが「5」倍にチャレンジしたことがある.なんとか完食はしたのだが,食べている最中から目が虚ろになっていた.
私も一口食べさせてもらったのだが,あまりのスパイスの多さに食感が普通のカレーでなくなっており,口の中がジャリジャリするくらいだった.


おまけ その2.
今回この記事を書くために検索したところ,ラルキーは独自ドメインを持っていることが判明した.
しかも,ラルキーは花園町以外に今治のワールドプラザにもあるということは知っていたのだが,いつの間にか大阪は箕面市にも店を出していたようだ.

スパイス王国に続いて,愛媛から大阪にインド人のカレー屋さんが進出したわけだが,大阪で両方の店を知っている人は「愛媛とインドには何か深い関係があるのか?」と思ってしまうんではないだろうか?