2006年07月05日

小夏

[ Goods]

Konatsu_1.jpg

先週末あたりから風邪を引いてしまったようで,困っている.
周囲の人に「どうすれば風邪が治るか?」と手当たり次第に質問しているのだが,そこで出てきた回答の一つが「ビタミンCを摂ること」.
100%のジュースはしょっちゅう飲んでいるんだが,やっぱり濃縮還元のジュースだとビタミンCが損なわれてるんだろうか?

ということで,近所のスーパーでビタミンCが豊富そうで,なおかつ値段が安い柑橘類を探していたところ,見つかったのがこの小夏.

高知の名産品らしく,先月行った出張でも小夏を使ったお土産菓子をよく見かけた.
しかし,この小夏というのは高知での名称であって,同じ種類が愛媛や静岡ではニューサマーオレンジ,宮崎では日向夏と違う名前で生産されているそうだ.へー,知らなかった.

この小夏だが,食べ方がちょっとユニーク.
皮が比較的薄いので,普通のミカンを食べるように手でむいてもいいのだが,正式な食べ方だとナイフを使ってりんごのように皮をむいていくらしい.
というのも,表面の黄色の皮と内側の果肉を包んでいる膜の間にある白い皮も一緒に食べるのが美味しいのだという.

ということで,

Konatsu_2.jpg

まずはナイフで外の皮をむく.
今回買ったのはそれほど大きくないので,そのまま一口で食べれなくもないのだが,とりあえず二つに割ってみた.

Konatsu_3.jpg

おおっ,美味しそう.
では,いただきます.



うめぇぇー!!
見かけはグレープフルーツにちょっと似てるけど,グレープフルーツほど味がきつくなくて,サッパリしている.
甘酸っぱいのだが,どちらかというと甘さが強いものの,両方ともどちらかというと控えめ,という感じかな.
問題の内側の白い皮だが,微妙に甘くて苦いので,果肉の甘酸っぱさを引き立てるアクセントになっている.確かにこれは一緒に食べた方がいいかも.

この間,同僚の教員にもらったハウスみかんはとても甘くて美味しかったけど,あれとは違ったベクトルの美味しさだな.
うーん,同じ柑橘類でも色々あるもんだ.奥が深い.

・おまけ
小夏の正式な食べ方を調べていたところ,塩をかけて食べると甘さが引き立つということが複数のページで書かれていた.
さっそくチャレンジしてみたのだが,



塩は無くてもいいような気がするぞ.それとも塩の分量を間違ったのかなあ.