2007年01月14日

闘牛(ラーメン)

[ Spot]

Tougyu_1.jpg

1ヶ月以上前の話だが,花園町の闘牛に行ってきた.
松山のラーメン店の中では老舗になると思うのだが,これまでも何度か行ったことがあった.
この闘牛の名物は「鳥そば」になると思うのだが,これまでは普通のラーメンか野菜ラーメンばっかり食べていたような気がする.
これはこれで美味しいのだが,記事を書くにあたっては名物を食べるべきだろうということで,今回は「鳥そば」を食べてみた.

闘牛の「鳥そば」を知らない人が「鳥そば」という名前を聞いた場合,

1. 鶏がらでじっくりとダシのとった中華そば(ラーメン)
2. 蕎麦または中華そばの上に鶏肉が載ったもの(蕎麦屋の「鴨なんば」みたいなもの)
3. 1と2の合わせ技

のどれかを想像するのではないだろうか.
私が最初に「鳥そば」の名前を聞いたときは3をイメージした.

しかし,実際の「鳥そば」は,

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そう,ラーメンの上に,大きな鶏の唐揚が載ったものなのだ.

このメニューのことを最初に聞いたときに私が思ったのは,

「それって,カラッと揚がった揚げ物をスープの中に漬けるの? 不味そう...」

というもので,そのためにこれまで鳥そばを食べたことがなかったわけだが,その印象は正しかったのかどうか?

まずは麺のほうだが,

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中細の縮れ麺.この麺は今までも食べているので,味はよく分かっている.

で,問題の鶏の唐揚.

Tougyu_4.jpg

鶏の胸肉を一枚揚げたもので,けっこう大きい.
スープに浸かっていたウラ面はやはりスープを吸ってしまっているが,オモテ面はサクッと揚がったまま.
一切れ,口の中に入れてみたところ,

おおっ,これは旨い!!

衣自体にちょっと味が付いているのだろうが,それにウラ面が吸ったスープがプラスされて,かなり美味しい.
麺およびスープとの相性もなかなかのもの.
うーん,これまで鳥そばを頼んだことがなかったのって,かなり損をしていたかも.

と,美味しく食べていたのだが,食べ進むにつれて麺がなくなっていく.
それに連れて,唐揚が載っていたところがなくなっていくわけで,どんどんスープの中に沈んでいく.
スープを吸った衣も美味しいのだが,やはり揚げ物の醍醐味であるサクッとした食感は失われてしまう.
どこかに退避させようにも退避先がないので,そのまま放置するしかなかった.
うーん,次回はライスも一緒に注文して,唐揚は途中からそちらに避難させよう.

なお,この闘牛だが,こちらの記事によると,1月末で花園町の営業を終了し,久万ノ台に移転するとのこと.
地図の写真が小さくてよく分からないけど,196号線のレクサスの向かいに移転するのかな? 今度チェックしておこう.