以前から気になっていたのだが,中央通を三津に向かって走っていると,道路沿いに謎の店がある.
「鳥豚(とりとん)」という看板,それに前を通ると漂ってくる煙からして,焼鳥屋だと思うのだが,この道を通るのは他に目的地があるときがほとんどなので,気になりながらも今までは素通りしてきた.
で,先日のこと.
晩ご飯に悩んでいた際,この店のことを思い出したので,行ってみることにした.
場所的に車が停めにくそうだったので自転車で行ってきたのだが,行ってみたら店の横に専用駐車場というか駐車スペースがあったので,車で行っても大丈夫っぽい.
いつもは車から眺めるだけだった店を至近距離から.
店の名前は鳥豚だが,焼き鳥,豚の串焼きだけでなく,牛の串焼きもメニューに載っていたわけだが,メニューは普通の焼鳥屋とほぼ同じ.まあ,最近の焼鳥屋は色々と凝ったメニューがあったりするから,そういう意味ではベーシックなメニューに限定されているかな.
看板には持ち帰り専用店と書かれていたのだが,この写真の左の方にカウンターらしきものと椅子が何脚かあった.
その奥にはビールだかソーダが入った冷蔵庫もあったので,もしかすると店で食べることもできるのかもしれないが,そのときは電灯が点いていなかったから,今は使われていないスペースなのかも.
注文の方だが,晩ご飯を目的にしていたので,ご飯物である鳥丼を持ち帰りで注文.
白ご飯の上にキャベツの千切りと甘辛く煮た鶏肉を載せたもので,オプションで唐辛子をちょっと振ってある.
鶏肉はこんな感じ.
厚さはほどほどと言ったところか.
味的にも特筆すべきものはなく,ボリューム的にもそれほど多くはないのだが,400円(だったと思う)という値段を考えるとこんなものだろう.
鳥丼だけだと寂しいので,つくね(120円)も注文しておいた.
こちらも普通の味.
決して美味しくないわけではないのだが,店のインパクトが強すぎて,料理のインパクトが薄れてしまっているような気がするなあ.
とりあえず,これで以前から気になっている店を一つ制覇できた.
あとは「お堂のたこ焼き屋」と「山の中にある焼き鯖屋」かな.