2006年02月23日

松山市南クリーンセンター

[ Spot]

松山で一人暮らしを始めてそろそろ6年目.
一人暮らしは初めて,というか,自分だけの部屋を持つこと自体がほぼ初めてだったので,引越しと同時にそれまでの夢であったベッド(ただし折り畳み)を購入した.
しかし,ただでさえ狭い部屋がベッドのためにさらに狭くなっていることに気づいたのが2年前.
夢と現実を秤にかけた結果,夢のベッドはベランダに追いやられてしまったのだが,このたび,完全に破棄することを決意した.

本来ならば粗大ごみの回収を頼むところなのだが,これが激しく面倒くさい&回収日の指定ができないっぽい.
仕方がないので,モルドールにある「滅びの亀裂」,じゃなかった,市坪にある南クリーンセンターまで行ってきた.

折り畳みとはいえベッドはベッド.そんなデカブツを抱えて市坪まで自転車でいけるほどのスキルはないので,同僚の教員にお願いして車を出してもらった.
どうせ車で持っていくのなら,ということで,ベッド(分解済み)の他にビデオデッキ,扇風機,すのこ&角材,CD-ROMドライブ2つも一緒に積み込むことに.

南クリーンセンターのウェブサイトによると,住所は市坪西町とある.
地名からして,坊ちゃんスタジアムの近くだろうと判断.地図を持たずに松山総合公園へと向かったのだが,これが後々響いてくることになる.

で,実際のところ,この地図のとおり,

MinamiCleanCenter_1.gif

坊ちゃんスタジアムの近くだという判断はそれほど間違っていなかった.
しかし,問題は松山総合公園の内部構造にあった.

こちらのスクロール地図(Livedoor提供)でグリグリやってもらえれば分かるだろうが,確かに松山総合公園から南クリーンセンターに続く道は複数存在している.
しかし,これらの道は車が通れない道ばかりなのだ.

そんなこととはつゆ知らず,県武道館や競輪場などを横目で見ながら,案内標識を探して園内を進んでいったところ,

MinamiCleanCenter_2.gif

行き止まり.

我々同様,粗大ごみを捨てに来たと思われる軽トラがいたのだが,これまた我々同様,道が分からなくて困っていたようだ.

道は分からなかったが,公園の西側にセンターらしき建物があるのは見えた.
とりあえずそちらの方向に向かおうということで,入り口の橋まで戻り,川沿いに西に向かおうとしたところ,

工事車両以外通行止めの看板が.

MinamiCleanCenter_3.GIF

ガードマンさんが立っていたので,ごみを捨てに来た旨を告げると,道を教えてくれた.
競輪の開催日なら通り抜けができるらしいのだが,そうじゃない日はJRを越えたところの橋を渡っていかなければならないとのこと.
うーん,建物は見えてるのになあ.

ということで,入り口の橋を渡って,川沿いに東へ.
JRの線路を越えたあたりにある橋を渡ると,そこは住宅街だった.
本当にこの道で合ってるのかなあ,と不安になりつつも進んでいくも,あまりにも先が怪しげだったので,途中で曲がってみる.

地名は市坪から古川に.しかもこの道,椿さんの裏側の道じゃないか.これは明らかに方向が違うぞ.適当に曲がろう.

うーん,ここは一体どこ??

MinamiCleanCenter_4.GIF

その後,適当に曲がったり,道なりに進んだりしていった結果,なんとか川沿いの道に出ることができた.
この道で確実だろうけど,ちょうどゴミ収集車がやってきたことだし,あの後ろについていこう.



ということで,ようやく南クリーンセンターに到着.

MinamiCleanCenter_5.GIF

写真は撮ってないので,こちらのページ(社会科資料?)をどうぞ.

上の写真にあるチューブのようなところを車のまま入っていくと,受付があった.
書類に住所氏名や粗大ごみの品目などを記入し,係の人から説明を受ける.
重量30キロ以上は手数料がかかるというので,ここで積荷を降ろして量るのかと思いきや,そのまま進めという.
どういうことだろう?と思ったら,車ごと重さを量るらしい.
車ごと量っても粗大ごみの重さは分からないぞ?と不思議に思ったのだが,入るときと粗大ごみを捨てて出てくるときの車の重さの差で粗大ごみの重さを計算するらしい.なるほど,よく考えられてるなあ.

で,建物の中だが,先ほど同様,こちらのページ(社会科資料?)の写真をどうぞ.
この写真によると,プラットホームという場所らしいが,ここに車ごと入っていく.今回は粗大ごみだったので,一番奥の方.
既に先客がいて,家具などを大量に出していたが,その隣で車に積んできたベッドなどを出していく.積むときはけっこう大変だったのだが,降ろすのはあっという間だった.

軽くなった車で出口に向かい,再度測定.
入ったときは1200キロだったのだが,ごみ自体はあの程度の量しかなかったのだから,重くても20キロくらいだろう.
と思っていたら,

1150キロだった.

つまり,あのごみの量で50キロもあったことになる.

うーん,どう考えても50キロはないと思うんだが,再計量を要求しても仕方がないし,おとなしく払うことにしよう.ちなみに940円だった.
なお,つり銭が出ないようにとの張り紙がされているくらいなので,一万円札を出して係の人を困らせたりしないようにしよう.


ちなみに,帰宅後に地図で確認したところ,南クリーンセンターまで迷わずに行くためには,県道16号線を南下し,橋の手前で右折して川沿いの道に入るのが一番わかりやすいようだ.