2006年12月13日

丁字村@ロープウェイ街

[ Spot]

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ロープウェイ街の坂をほぼ登りきったところに丁字村なるおにぎり屋ができたのはかなり前のことだが,これまで行ったことがなかった.
というのも,いつも店の前でお客さんが待っているため.行ったことのある人の話を聞いてみると,美味しいんだけど,注文を受けてから調理するので時間がかかるらしい.

そんなある日,本町フジの斜め前にあったうどん屋が閉店し,その後に丁字村2号店ができるという情報をキャッチ.
ふーん,2号店を出せるくらいだから繁盛しているみたいだな.だったら,一度くらいは行っておかないと.
ということで,昼ご飯を買いに行ってみた.

買いに行ったのは土曜日の12時の少し前だったのだが,写真に写っているように,既にお客さんによる待ち行列が発生していた.やっぱり繁盛してるのかなあ.
前の人が注文している間にメニューをチェック.おにぎりだけの店だと思っていたら,普通の弁当,さらには揚げ物単品でも販売していたんだな.

順番が回ってきたので注文をすることに.
曜日ごとに日替わりサービス品があって,土曜日は好古弁当が100円引きというので,まずはそれを注文.
それだけだと量的に足りなさそうだったので,おにぎりをもうひとつ追加.おにぎりは具だけでなく,五穀米と銀シャリ(=普通の白ご飯)のどちらかも選べる.

注文をしてから揚げ物を揚げるので,5分ほど時間がかかるそうなので,店の前で待っていたわけだが,お客さんが次々にやってくる.
店の造りやネーミングからして観光客中心の店だと思っていたのだが,そういうわけでもないようで,通りすがりの年配のご婦人方による「この店,美味しいのよ! ちょっと時間がかかるけど」という発言を3度ほど聞いた.どうも年配のご婦人の心をガッチリ鷲掴みにしているようだ.そういえば,私以外のお客さんは一人を除いて年配の女性ばかりだった.

その後,商品を受け取ったわけだが,確かに待ち時間は5分強ほど.なお,事前に電話で予約しておけば,待たずに商品を受け取れるそうだ.

で,肝心の商品なのだが,

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弁当はこんな感じで竹の皮に包まれていた.
竹の皮の包みを開いてみると,

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日替わりおにぎり二つに,手羽唐揚が5本,ウインナー1本に漬物少々.
この日のおにぎりは鶏ごぼうの炊き込みご飯と五穀米だった(具は失念).少々小さめだが,なかなか美味しかった.
もうひとつの売りである揚げ物だが,かなりしっかりした味付け.この味の濃さと量からすると,一緒についているおにぎりだけではちょっと足りないかな.

で,追加で買っておいた銀シャリのおにぎり.

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中身は

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鮭.美味しいんだけど,やっぱりサイズがちょっと小さいかな.130円という値段はコンビニのおにぎりと同じくらいだけど,コンビニのおにぎりよりは一回り小さい.

で,500円以上買い物をすると,

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小さいサイズのお茶をもらえる.これは毎回そうなのか,それともサービス期間中だったのかは不明.
サイズは小さめだとしても,おにぎり3個におかず,そしてお茶までつけて510円であれば,コンビニなどで弁当を買うよりもいいかもしれない.
特に量をそれほど求めない人ならば弁当だけでも満足できるかも.

なお,今回は

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雨の日だけに使えるチケットももらった.
確かに雨の日にあそこまで買いに行く人は少ないだろうから,何らかの形で集客したいんだろうな.
このチケットがなくても,雨の日限定のてるてる弁当(360円)があったり,おにぎりが全部100円になったりするので,雨の中を坂の上まで買いに行く価値はあるかも.