2004年07月25日

アンカースティーム

[ Goods]

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『ザンヤルマの剣士』というジュヴナイル小説の傑作(と個人的に思っている)があるのだが,その中で主人公たちが時々飲むのがこのビール.
たまには珍しいビールを飲むのもいいだろうと思って買ってきた.

アンカー(錨)でスティーム(蒸気)というくらいだから,さぞかしインパクトのある味だと思ったのだが,最初の一口はビックリするくらい飲みやすい.
で,その後にじわじわとビールの味が広がっていく.ふーん,面白いねえ.

いい機会なので,飲みながら色々と検索してみたところ,このビールは「知る人ぞ知る」という感じのビールのようだ.
ビールの由来(というか会社の由来)も面白く,このビールの成功がアメリカでの地ビール(マイクロ・ブリュワリー)ブームをもたらしたとのこと.
それが日本の地ビールブームにつながり,ブームが終わった今もある程度の銘柄は現在も残っているわけだから(道後ビールとかね),そういうことを考えると,間接的に日本にも大きな影響を及ぼしているわけだ.

で,この会社はスティームのほかにも,ポーター,リバティエール,オールドフォグホーンという銘柄を出しているのだが,どれも一度は飲んでみたい.特にリバティエール.でも,コレを買ってきた店には他の銘柄は置いてなかったんだよなあ.うーん,通販で買ってみるか...