2004年08月31日

夏休み最後の日

[ Experience]

世間的に8月31日といえば夏休み最後の日.
で,夏休みといえば夏休みの宿題.全国各地では小学生が泣きながら夏休みの宿題に取り組んでいることだろう.

小学生時代の私は,スタートダッシュとラストスパートのみで宿題を片づけていたタイプなのだが,一番苦手としていたのが蓄積型の宿題.毎日の天気を記録したり,日記をつけたり,というやつで,こればっかりはラストスパートが利かない.結果として,夏休み明けの教室でよく怒られたものだ.

現在,私は宿題を出されるのではなく,逆に出す立場になっているわけだが,相変わらず継続型の宿題,というか毎日コツコツ継続的にやるような仕事は苦手だ.
幸いなことに,毎日コツコツやらなくても,短期間に集中することで,今までは帳尻を合わせることができたのだが,長期間継続して積み上げていく能力の必要性は痛感している.

ということで,この夏は自分自身に夏休みの宿題(7月下旬から8月末まで)を出していた.それは,この「memorandumに毎日投稿する」こと.

やる前は「毎日投稿なんて続くのだろうか?」と我ながら疑問だったのだが,実際にやってみると,それほど辛くはなかった.

まあ,授業がないので通常よりも時間の余裕があったことや,ネタがないときは読んだ本の感想を投稿できたこと,そして本来の趣旨からいくと少しズルをしていることになるが,時間がないとき用に記事をいくつか書き溜めておいたりしたということもある.

しかし,何らかの形でアウトプットすることを常に意識することで,普通なら見過ごしそうなものに気が付いたり,普段なら分からないままにしておくようなことについてネットで調べてみたり,という風に認識&行動パターン自体が通常時とは違っていたことは大きいと思う.

それに毎日アウトプットをしつづけるうちに,アウトプット自体に慣れてきた気がする.
これは文章が美文になっているとかそういうことではなく,アウトプットすること自体の心理的障壁,つまり「面倒くささ」が小さくなっていったということだ.

しかし,このアウトプットの慣れについては問題も自覚している.他の人のBlogに比べると,どうも一つの記事が長くなる傾向があるようだ.
内容によっては長くなっても仕方ないものもあるとは思うのだが,もう少し短めでキレのある記事を書けるようになりたい.まあ,これは今後の課題にしたい.

# ちなみに論文などで「今後の課題にしたい」と書かれている場合,それが解決される見込みはあまり無いというのがこの業界における一般的な見解だ(もちろん例外はある).

ということで,「夏休みの宿題」期間は本日をもって終了したので,明日からは通常営業に戻る予定.
とはいえ,毎日投稿が「義務」でなくなるだけで,とんでもなく忙しかったりしない限り,毎日投稿するように心がけますがね.