2005年09月19日

根室花まる@ステラプレイス

[ Spot]

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北海道出張ネタにして,ほぼ1週間前の記事の続編.
ロビンソン地下の回転寿司である魚一心にそれなりに満足していたのだが,せっかくなので札幌駅の駅ビルである札幌ステラプレイスの回転寿司である根室花まるにも行ってみることにした.

夕食時は確実に混雑するのが分かっていたので,ちょっと早めの17時過ぎに行った.
しかし,まだ読みが甘かったようで,既に20人以上の行列ができていた.
まあ,一人だし,それほど待たなくても順番が廻ってくるだろうと思っていたのだが,やっぱり15分くらい待たされた.

行列ができて待たされるくらいだから店内が満員なのは当然なのだが,それを差し引いても店内が活気に満ちている.
というのも,寿司を握っている職人さんが面白くて,常に威勢のいい掛け声をダジャレまじりで出しているからだ.
魚一心の雰囲気が比較的落ち着いていたのとは対照的だなあ.

さて,では早速注文を.とりあえず汁物を注文してから,ベルトコンベアを流れているネタを手にとった.

まずは,とろさんま.

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う,う,旨すぎる...
そうそう,この味だよ.魚一心で食べたときは残っていたイメージとのギャップを感じたけど,期待していたのはまさにこの味!


と,感動しているうちに注文していた「こまいの三平汁」がやってきた.

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「こまい」というのは氷下魚と書くらしいのだがタラの一種.白身の魚でちょっと骨が多い.
不味くはないんだけど,これは魚一心で食べたあら汁の方が美味しかったかな.


気を取り直して,なんとか(失念)かれいの昆布〆

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北海道っぽいネタと思って注文したんだけど,普通かな.


もう少し北海道っぽいネタはないかと思ってベルトコンベアを眺めたところ,筋子醤油漬けが流れてきた.そういえば,鮭が遡上しているらしいし,シーズンだよなあ.

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よくよく見てみると,尋常じゃないくらいネタ(=筋子)がのっかっている.
食べてみたところ,これが旨かった.個人的にはそれほどイクラとか筋子には魅力を感じないのだが,これだったらバクバク食べてしまうかも.


ここで魚一心で食べた炙りサバと炙りサーモンを思い出した.そうそう炙りものを食べとかないと.
ということで,まずは炙りサーモンを注文.

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ああ,やっぱり美味しいなあ.


続いて炙り牛ロース.確か,これも美味しかったんだよな.

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一つは普通の寿司のように醤油で,もう一つはカウンターに置いてある塩でいただいた.
うーん,美味しいんだけど,去年食べたときのような感激はないなあ.これだったら炙りサバを注文した方がよかったかも.


そろそろお腹も膨れてきたので,最後にもう一度とろさんまを.

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はぁぁ,やっぱり美味しい...


ということで,たいへん満足して店を出た.
魚一心で食べたあとは,待つのが嫌な人は魚一心でもいいかもと思った.
しかし,活気のある雰囲気といい,北海道っぽいネタといい,地元の人はともかく,観光客だったら少々並んででもこちらの方が満足度が高いのではないだろうか.
ボックス席が少ないので,団体客は少々つらいかもしれないが,2-3人単位で分散してもいいなら,20-30分待てば席につけそうだし,それくらいの価値はあるかも.

・おまけ
今回の出張で札幌も三度目ということで,もう札幌は行かなくてもいいやというのが正直なところ.
でも,ジンギスカンの「だるま」とここの回転寿司にだけは行きたいんだよなあ.
ああ,ジンギスカンととろさんまが食べたい...