2005年10月17日

まつちかラーメンステーション その後

[ Spot]

前日に続き,まつちかラーメンステーションに行ってきた.
もちろん「行列に並んでラーメンを食べる」ためではなく,「ラーメンを食べるためにできている行列を見る」ためである.
...こうやって書くと,なんだかイヤな奴みたいだな(苦笑).

まあ,私がイヤな奴かどうかは置いといて,今回はオープン3日目で快晴の日曜日,しかも時間は12時過ぎという,「ここで行列ができていなければ大失敗」という時間帯.
さて,どうなっていたかといえば...

m_ramen_5.jpg

予想どおり行列ができていた.
しかも昨晩よりも行列が長く太くなっていた.
これだけ人が集まれば,とりあえずは成功といえるだろう.

場所を変えてもう一枚.

m_ramen_6.jpg

日曜日の昼時ということで,ラーメン目当てでない人も多数いただろうが,まつちかにいた人の半分近くはラーメン目当ての行列,または行列目当ての野次馬だろう.もちろん私も野次馬の一人だったわけだが.

しかし,これだけ行列ができてくると,前回の記事で書いた,他よりも広いので圧迫感云々というのは関係なくなってくるな.

まあ,こんな感じでラーメンステーション目当てで集まってきたお客さんが周辺の店にも寄ってくれれば,それなりの波及効果が期待できそうだけど,問題はお客さんがどれくらい続くかだなあ.

と思ったのだが,そもそもまつちかタウンにある他の店舗の客層とラーメンステーションに来る客層って重なってるのか?
いくらラーメンが国民食だとはいえ,ラーメンを頻繁に食べるのは若い男性だろうが,そういう人たちが行くような店があるのだろうか?
前回の記事で書き忘れたのだが,昨晩,私がラーメンステーションの写真を撮っているとき,若い男二人連れ(おそらく大学生)が「俺,2年間いるけど,ここに来るの初めて」と言っていた.
ちなみに,私がまつちかタウンに足を踏み入れるのは,基本的に高島屋に行くための通路として通り抜けるためであって,用事がありそうな店は100円ショップしかない.

朝日新聞の記事によると,年間10万人以上を期待しているらしいが,期待どおりに10万人がここでラーメンを食べるようになっても,それだけで帰ってしまうようならば,中心地活性化にはつながらないだろう.
ラーメンステーションだけでなく,その周囲の店も含めて変わらないと,ラーメンステーション単体では成功しても,トータルで見ると失敗または何も変わらないような気がする.