2005年12月12日

縁や@まつちかラーメンステーション

[ Spot]

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まつちかラーメンステーション第3弾.今回は札幌ラーメンの縁やに行ってみた.
行ったのは平日の夜19時過ぎで,さすがに行列は無いだろうと思っていた.
実際,他の店は客の入りもそれほどでもなく,行列は皆無だったのだが,この縁やにだけは行列というほどではないにしても,店内に入れずに待っているお客さんが数名いた(ガードマンもいた).
他のラーメンステーションと同様,まずは食券を購入してから,列に並んでしばらく待つことに.待つと言っても5分強だったので,一時のブームは去ったのだろうか.

横に長細い店内はカウンター席が中心だが,入り口から左奥の方にはテーブル席も2-3あった.
満員で店内の写真を撮るのがはばかられたので,代わりにカウンターの上に置かれていたものを撮ってみた.

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調味料各種はともかく,なぜ扇子が? あと写真には写っていないが,このほかにも紙エプロンや髪留め用のゴムもおいてあった.

店員さんに食券を渡すと,麺の固さを聞かれた.少し硬めを指定したところ,普通でも少し硬めらしいので,普通で注文.

入り口に雑誌や新聞が置かれてあり,カウンターの正面にもTVが置かれていたので,もしかして料理が出てくるまでに時間がかかるのだろうかと思ったのだが,そんなことはなかった.むしろ,これまでの二店よりも早いくらい.

ということで,まずはサイドメニューのチャーシュー丼が到着.

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写真では大きさが分からないかも知れないが,170円という値段のわりにはけっこうな量がある.
で,中央に載っているのがチャーシューらしいのだが,見た目は全然チャーシューっぽくない.ホームページの紹介によると,刻んだチャーシューをネギや胡麻油などで和えたらしいのだが,その見た目と油の匂いのせいで,ツナマヨを思い出してしまった.
その印象に引きずられたのか,味もツナマヨっぽく感じられた.おそらく油分が多めのせいだろう.もうちょっと少なめにした方がチャーシューの味が感じられて美味しいと思うんだがなあ.

そうこうするうちに,ラーメンも到着.
今回は「当店No.1」と食券販売機にあった「海老そば 味噌」(750円)にしてみた.
 
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事前の情報収集では,かなり濃厚な海老の風味がするということだったので,それなりの心構えをしてスープを飲んでみたところ... うーん,それほど海老っぽいとは思わないぞ.
確かに普通のミソラーメンとは違うというのは分かるし,カニミソならぬ海老ミソっぽい香りもするような気はするけど,濃厚というほどするかなあ?
ただ,通常のミソラーメンでよく感じるミソ(と唐辛子)の尖った感じがせず,海老ミソのおかげだろうか,全体的にまろやかになっているようで,そういう点では海老の効果が出ているのだろうか.

これはこれで美味しいのだが,どちらかというと辛い物好きの私にとっては少々刺激が足りないのも確か.
ということで,カウンター上にあった唐辛子を入れてみたのだが,この唐辛子が予想以上に辛かったようで,ちょっとしか入れていないつもりだったのに,かなり辛くなってしまった.ラーメン単体で食べる人は,かなり注意して入れた方がいいだろう.

ここで「ラーメン単体で」と書いたのには理由がある.今回はチャレンジしなかったのだが,縁やでは新メニューとして「おじやセット」(160円)なるものを17時以降の限定メニューとして始めているのだ.
おにぎりと生卵,そして宴会のコースで出てくるような鉄鍋&固形燃料のセットなのだが,隣の人が食べているのを見ていると,かなり美味しそうだった.
麺を食べ終わった後のスープとおにぎりを鉄鍋に入れて固形燃料に点火,しばらく沸騰させた後,生卵を溶いて鍋の中に投入,半熟になったくらいで食す,という身体が暖まりそうな冬にピッタリのメニューだ.
ご飯と卵を入れておじやにするとなると,今回くらいの辛めのスープにした方が美味しいに違いない.
ということで,次回食べるときはおじやセットにしよう.