2006年08月23日

穂高(喫茶店)

[ Spot]

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中心市街地から県道334号線を東に走っていくと平井町あたりにある店.
komachiの編集長のブログで紹介されていたので行ってみると,これがなかなか入りづらい店.
建物自体は白い山小屋風(?)なのだが,無造作に生い茂っている植物&味のありすぎる看板が強烈なインパクトを与えている.
同僚にこの店の話をしたところ,「気にはなっていたけど入ったことはない」とのことだったので,上記のような印象を受けるのは私だけではないようだ.

恐る恐る入ってみたところ,店内は普通...かな?

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名前が「穂高」というだけあって,あちこちに山関連のものが飾ってある&貼ってある.
店にはマスターとその奥さんらしき人がいたし,それほど広くない店なので,この2人で営業しているんだろう.

マスターがメニューを持ってきてくれて,サンドウィッチ・メニューだとドリンクが安いようなことをアピールしていたのだが,店に来ることを決めたときから注文は決まっていた.

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マウンテンカツカレー(サラダつき)である.

通常のカツカレーもあって,そちらは確か750円,このマウンテンカツカレーは850円.
ということは「マウンテン」が100円分ということなのだが,

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この山盛り具合がやっぱりマウンテンなのだろうか.お茶碗4杯分らしい.ふーん,そんなにあったのか.
でも,通常のカツカレーの状態がわからないから,実は普通のカツカレーも量が多めなのかもしれないしなあ.
あと普通のカツカレーと違うのは,ご飯とカレー(&カツ)の間に卵が挟まっていることくらいか.

で,味の方だが,入り口のインパクトのある看板には「WILD,手造りの味」とある.
WILDと手造りというのは直接結びつくような概念なのだろうかと思わなくもないのだが,実は確かにWILD&手造りな味だった.

まず「手造り」の方だが,カレーの味がまさに家庭の味っぽい味.いや,家庭の味というよりもここは「山小屋の味」というべきか.山小屋でカレーは食べたことないけど.

次に「WILD」の方だが,カツが普通のカツカレーよりも多い.本当は大きいというべきなんだろうけど,小さめにカットされているので,大きいというよりは多いという感じ.
そして,味つけの塩コショウがかなりきいている.単品で食べるとちょっと辛く感じるかもしれないくらいだが,カレーがかなり甘め(というか辛くない)なので,一緒に食べるとちょうどいいくらいになる(個人的にはもっとカレーが辛いほうが好みだけど).もしかして計算され尽くした味の組み合わせだったりするんだろうか?

ということで,WILD&手造りの味を充分に堪能し,店を出ようとしたところ,常連さんっぽいお客さんがやってきた.
勘定を済ませるときに漏れ聞こえてきた注文がサンドウィッチのセットだったのだが,最初のマスターのアピールといい,実はサンドウィッチの方が美味しかったりするんだろうか?