2006年06月25日

愛媛大学交響楽団 第48回 定期演奏会

[ Experience]

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昨年12月と同じように,交響楽団に入っている学生さんが定期演奏会のチケットをくれたので行ってきた.
会場はやっぱり松山市民会館の大ホール.
18時開場だったのだが,ちょっと前に到着したところ,会場周辺に長蛇の列ができていた.うーん,すごいなあ.

行列に並んでしばらく待っていると,列が動き出した.どうやら開場したらしい.
列に並んだまま入り口へ.

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大混雑している入り口で,前回同様,パンフレットとアンケートを受け取ってから大ホールへ.

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席はまだ空いていたが,これまた前回同様,後ろの方の席へ.
やっぱり前回同様,開演前にはほぼ満席になったのだが,それでも前回よりはちょっと少なかったかな.

・シベリウス 「フィンランディア」 Op.26
音楽の授業で名前は聞いたことがあるのだが,頭の中に浮かんでくるのは,なぜかスメタナの「モルダウ」.なんでだろう?と思って調べてみたら,両方とも国民楽派というカテゴリーに属しているらしい.そういえば,そんなことを音楽の授業でならったっけ.
ちなみに「フィンランディア」の曲自体はまったく聴き覚えがなかった.


・エルガー 弦楽セレナード ホ短調 Op.20
実は一番期待していた曲.
というのも,私の携帯電話の着信音はテンプスタッフのCMの曲,つまり弦楽セレナードなのだが,サビの部分以外を聴いたことがない.
というわけで,今回は全部聞けるぞ!と思っていたのだが,まったくそれっぽくない.3曲構成なので,2曲目以降に例の曲があるのだろう,と思っていたら,聴き覚えのあるサビが流れないまま,全曲終了.
調べてみたところ,テンプスタッフのCMの曲は「弦楽セレナード」は「弦楽セレナード」でも「チャイコフスキーの弦楽セレナード」.
弦楽セレナードという曲名の曲はチャイコフスキー以外にも多数の作曲家が作っているようで,今回のエルガーの弦楽セレナードもその一つのようだ.ああ,ちゃんと聴けると思って期待してたのに...


・ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 Op.68
4曲構成だったのだが,どれも聴き覚えのない曲ばかり.
うーん,よく分からん...


今回もアンコールがあった.名前は分からないが軽快な曲で,なぜか私の頭の中には「村の鍛冶屋」とか「朝のオフィスでバリバリ仕事」みたいなイメージが浮かんできた.朝の目覚まし時計代わりに流すと,スパッと目が覚めるかもしれないなあ.

ということで,前回に比べると知らない曲ばかりで,前回ほどは楽しめなかったというのが正直なところ.
あとで詳しい人に話を聞く機会があったのだが,夏と冬では演奏会の性質がちょっと違っているっぽい.
確かに前回に比べると,人数や楽器の種類も少なめだったような気がする.パンフレットによると新入生も参加しているっぽいので,そのあたりも関係してるのかな.