既に1ヶ月くらい前のことになるが,久万ノ台のすずめのお宿に行ってきた.
前回は昼食時に行って基本のラーメン(すずめらう麺)を食べたのだが,そのときの麺の感じからすると,つけ麺が美味しそうだったので(実際,名物らしい),今回はつけ麺を食べることにした.
もう終わっていると思うが,行ったときは大盛りにしても同じ値段ということで,迷わず大盛りに.
写真では分かりにくいが,大盛りだとけっこうなボリュームがある.具がちょっと寂しいが,そういう人はトッピングをつけろということなのだろう.店としては卵との組み合わせを押しているようだ.
つけダレには「これでもか!」とばかりにゴマが入っている.
私はこれまで,つけ麺をそれほど食べた記憶はなく,つけダレは冷たいものだと思っていたのだが(素麺・ざるそばからの連想か),ここのつけ麺は「熱いので気オつけてください」と店の人に注意されるくらい,つけダレが熱い.
麺自体は冷たいというほどではないが,それなりに冷めているので,つけダレが熱すぎるくらいでちょうどいいのかもしれない.
味のほうだが,たっぷり入っているゴマの香ばしさ,麺の歯応え,つけダレの醤油っぽい味が相まって,なかなかのもの.
店の人に「つけダレの中に焼き豚を入れてください」と言われたのだが,つけダレの熱で焼き豚の油が溶け出してきて,それがさらに味を良い感じにしているようだ.
つけ麺単体では550円か600円だったと思うのだが,夜のセットメニューということで,今回もライスと餃子をつけてみた.
これで850円なのだが,今回も餃子が旨かった.
もしかすると,松山で食べた餃子の中で一番美味しいかもしれない.
まあ,松山の店で餃子を食べたことは数えるほどしかないのだが.
なお,つけ麺には夏季限定のごまダレのつけ麺があるようだが,これも美味しそうだった.