2007年09月04日

笑和(お好み焼き)

[ Spot]

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既に1ヶ月近く前のことになるが,久万ノ台の笑和という店に行ってきた.
何度も記事にしている激珍家丸坊主の隣にある店で,写真を見て分かるとおり「もんじゃ焼き」やお好み焼き,鉄板焼きの店らしい.
前の道を通るたびに気にはなっていたのだが,なぜか「高い店」という先入観があって,今まで入ったことがなかった.
しかし,昼も営業していて,定食メニューもあるというので,それなら高くてもしれてるだろうということで入ってみることにした.

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店内はカウンター席と個室っぽいテーブル席に分かれているのだが,これはテーブル席.3-4卓あったかな.
やはり夜の営業がメインのようで,お酒類,特に焼酎に力を入れているみたいだが,昼についても定食メニュー(といってもお好み焼きベースだが)があった.
今回は,松山には珍しい「もんじゃ焼き」を扱う店ということで,ミニもんじゃ焼きとミニお好み焼きの両方を楽しめるセットにしてみた.

で,やってきたのがコレ.

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右から,お冷やのポット,ソース,マヨネーズ,もんじゃ焼き,お好み焼き.これらを置いて店員さんは去っていった.
関西人の端くれとして,お好み焼きは全く問題なく自分で焼くことができる.
しかし,もんじゃ焼きはこれまでの人生で2回ほどしか食べたことがなく,それも店の人に焼いてもらったのだ.ついに自分でもんじゃ焼きを焼く日が来てしまったのか...
えーっと,確か具材で壁を作って,その中に生地を流し込むんだよな...って,具材も生地も一緒に入ってるやん! これどうするんだっけ?

と,途方に暮れている空気を察知したのか,店員さんが駆け寄ってきて,もんじゃ焼きについては焼いてくれることになった.
なるほど,付属のさじで具材を取り出して炒めてから,それで壁を作って,その中に残った生地を流し込むのか.
...って,もう壁を崩すの? 折角作ったのに?
ヘラを2枚使って素早く混ぜ混ぜして,

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えっ,これで出来上がり?
実際にはこれから表面がちょっと乾くまで焼いてから,小さいコテ(=ハガシ)で鉄板に押しつけてから食べるらしい.
うーん,やはり関東人の考えることはよく分からん.この材料だったら,そのままお好み焼きを作ればいいと思うんだが...
食べてみたところ,まずくはないし,前に松山で食べたもんじゃ焼きよりも圧倒的に美味しかったのだが,それよりもさらに圧倒的にお好み焼きの方が美味しいよなあ.
うーん,東京の下町で食べる昔からある老舗のもんじゃ焼き屋さんで食べると,また違うんだろうか...

ということで,口直しに普通のお好み焼き.

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こちらは,生地とキャベツがサクサクした感じに仕上がっており,ミニサイズにしたのを後悔したくらい美味しかった.

で,関西人としては,

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お好み焼き定食を食べるしかないだろう.
炭水化物+炭水化物はおかしい!と一部の人はいうわけだが,常に栄養バランスを考えて食事をしている人はむしろ少数派だろう.
むしろ,ソースの濃い味を白飯やおにぎりで中和すると考えると,それなりに合理的な組み合わせだと思うのだが.

ちなみに,このミニお好み焼きともんじゃ焼きにおにぎり+味噌汁+サラダのセットで1000円.
うーん,ちょっと高いかなあ.
でも,お好み焼きは美味しかったので,また気が向いたら食べに行こう.

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