2004年04月30日

天丼

[ Spot]

本当はワーム感染の話を書こうと思ったのだが,あまりにもインパクトがあったので天丼の話を.
色々と差し支えがあるとまずいので場所の公表は差し控えるが,とある店で天丼を食べた.
お腹が減っていたことに加え,大盛りでも値段が変わらないということなので,大盛りを注文してみた.

しばらく待っていると店員さんが丼を抱えてこちらに近づいてきた.
遠目で見る限り,私の注文ではなかったので,そのまま待っていた.
どんどん近づいてきた.
目の前で止まった.
注文の復唱と共に,その物体が目の前に置かれた.
その丼を前に,私は笑いをかみ殺すのに必死だった.
その丼の中身は,その値段ではあり得ないくらい多かったのである.

最近は昔ほど大食いではなくなったことを自覚しているが,在りし日の胃袋をもってしても結構多いと感じたのではないか.
しかも,あの値段.その店特有のシステムを利用して意図的に安く抑えてみたのだが,あの値段であの量というのは,近年まれに見るコストパフォーマンスの高さと言っていいだろう.

「この値段設定でやっていけるのだろうか」と心配しつつ,食べ過ぎで少し苦しくなったお腹を抱えながら店をあとにした.