うちの近所のスーパーでは時々ドリアンが売られている.
基本的に箱に入っているので,あの悪名高きドリアンの香りを嗅ぐことはなかった.
しかし,先日はその箱が開けられた状態で売られていたので,ちょうど良い機会とばかりに嗅いでみた.
ウワサに違わず臭かった.
以前,ある方が計略にはめられてドリアン飴を食べさせられている現場に遭遇したことがあるのだが,あの臭いからすると,確かにキビシイものがあったのだと今さらながらに実感した.
その次の日,問題のドリアンは四等分されてパックに詰められて売られていた.
確かに丸ごと買うのは勇気と経済力が要求されるので,バラ売りするのは合理的な販売方法であろう.
しかし,あの芳しきドリアンを,誰がどこで加工したんだろうか.やっぱり店の人がバックヤードで包丁をふるったんだろうか...
やはり労働とは大変なものだと実感した夕べであった.