2004年09月23日

匠味バーガー@モス

[ Goods]

mos_takumi.jpg

正確には匠味チーズバーガー.
新しさからするとマスタードチキンバーガーを食べるべきなんだろうけど,こっちはレギュラーメニューなので,どこのモスでも食べられる.
しかし匠味は,このあたりでは東環状店(束本)か天山店でしか食べられない.それに10/1からは「匠味アボカド山葵」も食べられるようになるので,その前哨戦ということで.

匠味は14時からの提供で,私は19時過ぎに行ったのだが,特に問題なく注文できた.一時のブームはもう過ぎ去ったのだろう.
15分ほど時間がかかると言うので,店にあった新聞などを読んで待っていると,店員さんがトレイを運んできた.

写真では少し分かりにくいが,陶器の皿に載せられており,作った人のサインの入った名刺みたいなのがついている.ナイフとフォークでもついているのかと思っていたのだが,それはなかったので,袋を手づかみで持ち上げる.
見た感じでは通常のバーガーとそれほど違いはないのだが,持ってみて初めて分かったことがある.

重いのだ.通常のバーガーとは全然違う重さだ.モスのホームページで調べてみたら約1.5倍の重さがあるようだ(モスチーズバーガーと比較).
値段は2倍で重さは1.5倍.じゃあ,味が1.34倍以上ならばコストパフォーマンス的には上々ということか(そんな計算でいいのか?>自分).

早速食べてみる.
モスバーガーの伝統として,袋に溜まるくらいソースがたっぷりかかっているのかと思ったのだが,全くそんなことはない.
むしろ「ソースかかってるの?」というくらいソースの味は控えめで(しょうゆベースなので目立たないということもあるのだろうが),その分,肉やチーズ,たまねぎの味が前面に出ている.
いわゆるファーストフードっぽい味を期待していると味が薄すぎると思う人もいるだろうけど,これはこれでかなり美味しい.

この味と価格帯だったら,むしろ中高年をターゲットにした方がいいかもしれない.もう少しボリュームを抑える等の商品の微調整とそれ用のCMが必要になるだろうけど.
モスバーガー自身もそういうことを考えているのか,現在のモスバーガー(赤モス)をファストカジュアル業態(ファストフードとレストランの中間?)の緑モスに順次転換していくらしい.松山でももうすぐ食べられるようになる匠味アボカド山葵も元来は緑モスで先行して販売していたものだ.

ちなみに写真は匠味チーズ(670円)+オニポテセット(320円)で990円.
こうやって値段を入力してみると高いような気もするが,ちょっと洒落た店であれくらいのボリュームのハンバーガーを食べると700円くらいは確実にいってしまうことを考えると,それほど高くないのかもしれない.
しかし,匠味アボカド山葵はこの値段をさらに上回る880円... 最初の一回はみんな食べてみるだろうけど,よっぽど美味しくないとリピーターはつかないだろうな.