2004年09月30日

台風21号

[ Experience]

今年何度目か忘れてしまったが,またもや台風が松山にやってきた.
大学に来るときには全く影響はなかったのだが,昼食に出かける頃から降り始めた.
昼過ぎには土砂降り&暴風状態になっていたのだが,研究室に篭ってプログラムの修正をしていた私には関係がなかった...はずだった.

その頃私は,以前は動いていたのになぜか動かなくなってしまったプログラムの修正をしていたのだが,2時間以上いじくりまわしたのだが,なかなか原因が分からない.
それでも「このあたりが原因かな?」というところが見つかったので,そのあたりを検索してみることに.
で,そのついでにメールをチェックしたところ,直接関係のない会議の通知メールが届いていた.
あれ,会議? そういえば...
急いでスケジュールをチェックしてみると...しまった! 会議があったのを忘れていた.

この時点で会議開始から既に2時間以上経過.しかし,とりあえず会場に向かうべく,傘を持って研究棟を出ようとしたところ...

風に押し戻された.
と言ってしまうと少し大げさだが,あまりの風の強さに進めなかったのはホント.
やむなく研究棟内部に避難.
うーん,今まで生きてきて,こんな経験はしたことがないぞ...
少し精神を落ち着かせ,気合を入れ直してから外に飛び出す.
しかし,今度は傘が崩壊の危機に直面してしまったため,ふたたび中に避難.

うわぁ,よく見たら研究棟の前のアスファルトに溜まった水が風で逆流してるやん...
こんな状況ではきっと会議も中止だろうと考え,研究室に戻って関係部署に電話をしてみる.

「あ,今日の会議なんですけど,この台風なんで中止ですよね?」
「いえ,今もやってますよ」

ソ,ソウデスカ...

仕方ないので,覚悟を決め,再び研究棟を出る.いちおう傘は持って行ったが,この風では開くのは諦めた方がいいだろう.
ということで,土砂降り&暴風の中,傘をささずに会場へ向かう羽目に.こういうときに限って会場がやたらと遠かったりする...

半分泣きそうになりなった頃,なんとか会場に到着.
恐る恐る会場に入ってみると,台風なんて全く影響がなかったかのようにほとんどのメンバーが揃っていた.ううっ,申し訳ない...

会議なんてものは途中から聴いても訳が分からないものと相場が決まっている(最初から聴いていても訳が分からない会議も多い).
配布物に目を通して,どういう内容が議題になっていたかを理解しようと努力していたのだが...

「わざわざ来ていただいたのに申し訳ないのですが,これで終わります」

イ,イジメデスカ?

いや,他の先生方はこの台風の中を定刻どおりにやってきて,2時間以上も大学のために白熱した議論を戦わせていたんだ.悪いのは全面的に私でございます...

ということで,申し訳なさに押しつぶされそうになりながら会場を後に.雨はかなり弱くなっていたが,心の中は土砂降りだった...

研究室に戻り,ブルーになりながらも先程取り掛かろうとしていた検索を続ける.
すると,プログラミング言語のサービスパックを当てていない場合に同じ症状が出るらしい.
早速サービスパックをダウンロードし,インストールしてみたところ,全く問題なく動き始めた.

コ,コレモ ワタシ ノ セイ デスカ?