2004年11月07日

スカッシュ

[ Experience]

先日,某先生および学生さんたちとコミュニティーセンター(通称コミセン)までスカッシュをしに行ってきた.
私は基本的にスポーツと無縁の生活(学校の授業を除く)をこれまで送ってきたので,スカッシュなんて珍しいスポーツをするのはもちろん初めてだ.

初めてと言えば,コミセンは図書館の方には何度も来てるけど,スポーツ施設のある方に入ったのも初めてだなあなどと思いつつ,建物に入り,受付で道具を借りて,ロッカーで着替えて(ちなみに使用後に返却されるものだと思って50円を無駄にした),コートへ.
コートはテニスコートよりもかなり小さく,天井が高いのが特徴的.ちなみにコートの中に入ると音がかなり反響するので,何をしゃべっているのかがちょっと分かりにくくなる.

スカッシュというのは,壁や天井を使ったテニスだと思っていたのだが,各自のコートのようなものはないらしく(サービスのときを除く),交互に打ち合うだけでいいらしい.実際にはもう少し色々とルールがあるようだが(日本スカッシュ協会による簡単なルールを参照),全員初心者ということで,とりあえず打ってみる.

ちなみに私はテニスを一度しかしたことがなく,それもほとんどがホームラン(まあ,アウトのことですな)か空振りという,四番打者っぷりを発揮していた.
で,今回渡されたラケットとボールはテニスのそれらよりも一回り小さい.
「道具が小さい=当てるのが難しい」ということで,実際にやってみる前は空振りのオンパレードになるかと思ったのだが,予想していたよりも当たる率は高かった.
これは,コートが小さいので打つために走るべき距離が少なくて済むことと,ラケットがテニスよりも短いので感覚がつかみやすいこと,そして,思いっきり振り回しても天井や壁にぶつかってホームランにならない(実際にはアウトに相当するものがあるのだが,初心者なので無視)ので当てることに集中できたことが大きいのだろう.

で,各自交代で一しきりプレイしてみたところ,唯一のスカッシュ経験者が別のラケットとボールを持ってきた.どうやら,受付で渡されたのはスカッシュ用の道具ではなく,ラケットボール用の道具だったようだ(ちなみにコートは共通).新しい道具を受け取ってみたが,ラケットはともかく,ボールの弾み方が全然違う.ほとんど弾まない.せっかく慣れてきたのに,またやり直しか...

ということで,今度こそ本当のスカッシュを体験.先程のボールよりも弾まないが,スピードも遅くなったようで,それなりに打ち返せた.


で,ラケットボールにしてもスカッシュにしても,尋常じゃないくらいの運動量になる.コートの脇にあった掲示によると,テニスの2倍の運動量(1時間で800Kcal!)なのだそうだ.
唯一の経験者である学生さんは,やった後に筋肉痛になったというが,確かにやっている最中から足腰が悲鳴を上げていたくらいハードだった.

それと,先にも書いたように,私はテニスについてはホームランか空振りしかできなかったので,ゲームらしいゲームができない状態のまま終わってしまったのだが,スカッシュ(ラケットボールでも可)については,今回が初めてにもかかわらず,かなり楽しめた.
実際に試合をするとなるとまた違ってくるのだろうけど,あちこち走り回って球を打ち返すだけでも結構楽しい.
これだったら,またやってみたいなあと思うのだが,筋肉痛がなあ...

なお,やってる最中から足の裏が痛いなあと思ってはいたのだが,自宅に戻って確認してみると,あちこちに水ぶくれができていた.
コート内は上履きが必要というので,安物のデッキシューズを急遽購入して履いていたのだが,それがまずかったようだ.実際に体験してみたい人は,上履きとして使えるスニーカーなどを準備しておいた方がいいだろう.