2004年11月25日

『成功する読書日記』鹿島茂

[ Book]

このBlogに本の感想を書くようになってから,ネット上で公開されている書評をよく見るようになった.
で,そこで評価が高いものや面白そうな本を買ったり図書館で借りたりして読んでいるわけだが,今回の本もそういう本の一つ.
『勝つための論文の書き方』『悪女入門』の著者ということもあって,松山市立中央図書館で借りてきた.

内容の大部分はどこかの雑誌に連載されていた読書日記.これは読書傾向が私とかなり違うため,あまり面白くなかった.
ただし,そこへの導入として読書日記を書く上での注意みたいなのが書かれており,こちらはかなり参考になったのだが,主張自体は非常にシンプル.

  • とにかく「質より量」
  • 量を確保するために無理はしない
  • 書誌情報と遭遇時情報(どこでいくらで買った,どこで読んだ等)だけでもいい
  • 余力があれば本文の引用を
  • さらに余力があれば星いくつで評価
  • まだまだいければレジュメ作成(引用で作った内容紹介)
  • それをクリアしたら自分の言葉で要約
  • 最終ステージは批評だ

    このBlogでは本業関係の本はよっぽどのオススメでない限り扱うつもりはないので,レジュメとか要約まで作る必要はないだろうし,自分の中の基準というのもかなり曖昧なので,星いくつで評価する気もない.

    引用については,このBlogにそういう機能がついているので(本来はネット上のテキストの引用のための機能なのだが),積極的にやっていくつもり.

    しかし書誌情報については,わざわざ記録しておかなくてもamazonとかで調べられるからなあ.
    そういえばamazonにリンクが自動的に張られるように設定するつもりだったんだっけ.時間を見つけて設定しておこう.

    ということは,今までどおりのスタイルのままか,結局.