2004年12月26日

わかばの森

[ Spot]

クリスマスに実家のある大阪に出張することになってしまったので,そのついでに甥(生後半年くらい?)に何かプレゼントを持っていくことにした.
プレゼントを何にするか考えていたときに思い出したのが,同僚の教員から聞いたドイツ製の木の玩具を売っている店があるという話.
ということで,その教員に車を出してもらって連れて行ってもらった.

その店がわかばの森.場所はよく分からないが,松山から砥部に入ったところくらいになるのだろうか.

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外観はこんな感じで,それほど大きな店ではないのだが,クリスマス前の土曜日ということもあってか,非常に繁盛していた.

で,中に入るなり,同僚の教員が驚いた.
一体どうしたのかと思って中に入ってみると,以前,大学で助手として働いていた方が店を手伝っていた.確かにビックリである.
しかし,このチャンスを逃す手はないと,大幅なディスカウントあるいはその助手さんのツケでの購入を交渉してみたのだが,あえなく断られてしまった.残念.

気を取り直して店内を見回してみる.店の中はそこかしこに玩具がおいてある.確かに普通のおもちゃ屋に置いてあるようなのとはちょっと違うような玩具ばかりで,ドイツ製の積み木を筆頭に,さまざまな木製の玩具が置かれていた.

個人的にはビー玉を転がせる溝の彫られた積み木が気に入ったのだが,あちこちに放り投げられて家中のガラスが割れるような予感がしたので,それは諦めた.

店の人に「生後半年からできるだけ長く使える玩具が欲しい」と相談したところ,ロディというゴム製の木馬とプル・トイ(引っ張って遊ぶ玩具)を薦められた.
ロディもなかなか良かったのだが,予算的に少々オーバーしていたことに加え,あの箱をもって出張に行くのは大変だということで,購入は断念.

ということでプル・トイを購入した.

wakaba_2.jpg

袋のままだと何がなんだか分からないだろうが,実物の動きを見て一発で気に入ってしまった.
子供的にはムカデ型とか車型の方が嬉しいんだろうが,これくらいは購入者のワガママを通してもいいだろう.


で,クリスマス当日.
甥の目の前にプル・トイを置いて,引っ張ってみる.
店の人の話だと,これで玩具を追いかけてハイハイをしてくれるのだが...

wakaba_3.JPG

確かに気を惹かれてしばらくは追いかけてくれたのだが,すぐに他のものに興味が移ってしまったようだ.どうやら音がするものが好きらしい.買ってきたプル・トイは音がしないタイプだからなあ...

ちなみに,最大のお気に入りは電気ストーブ.
ヒーターの前の網をジャラジャラ鳴らしたり,首を強制的に振らせたときのガチャガチャした音が好きらしい.
ううっ,せっかくのプレゼントがストーブ風情に負けるとは...