2004年12月29日

ベネディクティンDOM

[ Goods]

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大好評? 薬っぽいお酒シリーズ.
シャルトリューズ・ヴェールが無くなってしまったので,新しいお酒を買いに行くことにした.
これ以外に以前から目をつけていたものがもう1種類あるのだが,こちらの方がメジャーらしいので,今回はこれにしてみた.

以前紹介したシャルトリューズと同じような由来を持っており,しかも両方ともフランスのリキュールのためか,対になって紹介されることが多いようだ.
シャルトリューズが気に入った身としては,いやがうえでも期待が高まるではないか.

キャップの形状が少々変わっていたため少々手間取ったが,何とか開けることに成功.
甘い香りが漂ってきたのだが,この香り,どこかで嗅いだような...

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とりあえずロックで飲んでみる.

あれ,この味は



ドランブイ?

そう,以前紹介したドランブイにとてもよく似ているのだ.
両方とも蜂蜜の甘さとハーブの風味がする.
それだけだったらシャルトリューズ・ヴェールも同じはずなのだが,シャルトリューズ・ヴェールがハーブの香りが強くてサッパリしているのに対して,このベネディクティンとドランブイは両方とも蜂蜜の味のほうが先にあって,その後にハーブの香りという感じ.
同じシャルトリューズでもジョーヌ(黄色)の方は蜂蜜が強いらしいから,この二つと同じような感じになるのだろうか.

調べてみたら,ドランブイのベースはスコッチウィスキーで,ベネディクティンのベースはブランデーだということが判明(ちなみにシャルトリューズもブランデーがベース).
そのついでにリキュールはベースとなっているお酒と相性がいいということも知った.
なるほど,だからドランブイとスコッチをあわせたラスティ・ネイルがあれほど美味しいのか.
で,ラスティ・ネイルのベネディクティン版とでも言えるのがB&B,ベネディクティン&ブランデーだ.
私はシャンデリアの下で葉巻をくゆらせながらブランデーを飲めるほどリッチな身分ではないので,自宅にブランデーは常備されていない.
ということで,残念ながらB&Bは試せなかったのだが...  (続く)


※ なお,恒例の「カクテル&おでん」は諸般の事情のため,しばらくお休みさせていただきます.謹んでご了承ください.