2005年05月11日

高成(うどん) リベンジ編

[ Spot]

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前回,自転車で遠路はるばる向かったところ,営業時間外ということで泣く泣く断念せざるを得なかった高成.
今回はちゃんと営業時間中に辿り着けるように時間を調整した上で行くことに.もちろん自転車である.

前回同様,鷹ノ子の交差点まで線路沿いに進み,そこからは久米窪田,高井町,久谷大橋を経由して,中野町の高成へ.
しかし,この道はうどん屋が多いなあ.杖ヶ淵の美味しい水があるからだろうか.

そんなことを考えつつ自転車をこぎ(危険なので運転に集中しましょう),ようやく到着.ちゃんと時間を計ってなかったのだが20-25分程度だろうか.
さて,今回はちゃんと営業しているだろうか...

おおっ,今回は入店成功! 感無量である.
(ちなみに営業時間は11時から14時まで,月曜日が休みらしい)

入ってすぐのところに注意書きが.

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この注意書きと逆サイドには価格システムについての説明があった.基本的に1玉100円で,釜玉にする場合は50円アップ.天ぷらやチラシ寿司などのサイドディッシュ(?)は100円均一のようだ.

店舗レイアウトだが,店自体は横長の造りになっている.
正面に注文&受取&返却を行うカウンターがでーんとあって,その前にうどんを温める器具が1台,そしてその前に長机が横1列に数台置かれている.
それらを囲むように小上がり(だっけ? 小さな座敷みたいなところ)が壁を埋めるように配置されてある.
店自体はそれなりに広いのだが,私が行った時には半分以上の席が埋まっていた.

さて,さっそく注文.店としては釜玉を勧めているような感じだったので,釜玉を2玉で注文.番号札を渡されて待つことしばし.
ちなみに釜玉の場合は奥の厨房で完全に仕上げてくれるのだが,それ以外を注文した場合は自分でうどんを温めるようだ.

番号を呼ばれてどんぶりを受け取る.タイミングよく揚げ立ての天ぷらがでてきたので,ちくわを取ってみた.

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これで250円+100円の350円.写真で見て分かるかもしれないが,1玉がちょっと小さめになっている.まあ,1玉100円だから仕方ないか.
卓上に置いてある生醤油(?)を適当にかけて食べてみる.
うむ,美味しい.美味しいことは美味しいが,事前の情報収集で見た「噛み切れない」ほどのコシの強さは感じないかなあ.

そうこうしているうちに食べ終えてしまった.
うーん,もうちょっと食べたい.そして,何よりも「目の前の調理台でうどんを温めてみたい」じゃないか!
ということで,次は1玉で注文(釜玉以外は玉数を注文するだけでいい).
お客さんが減ってきたためか,今度は番号札を渡されることもなかったが,ちょっと待った後,カウンター向こうのお姉さんに呼ばれた.カウンターの上に茹でられたうどんが1玉入った丼が.
さて,これをちょっと温めて「ぶっかけ」にするか,それとも同じ調理台に置いてあるダシをいれて「かけ」にするか.丼を前にしばらく考えていたところ,..

「これ,そのまま食べますか?」
「あ,はい」

親切なお姉さんがネギと生姜をかけてくれました...
うーん,当初の目的は失われてしまったが,今さらどうしようもないので,冷ぶっかけでたべるか.

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生醤油をかけて食べる.
おおっ! これは冷で食べて正解だったかも! 釜玉の時にはあまり感じなかったコシというか歯応えを今度は感じる.
私はうどんを食べて衝撃を受けたのは,松山に来てすぐの頃(だから4年半くらい前か)に『踊るうどん永木』で冷ぶっかけを初めて食べたときだけなのだが,そのとき以来の衝撃を受けてしまった(まあ,うどんをそれほど食べ回ってるわけではないが).
そのときの衝撃の強さには及ばないものの,これが100円で食べられるというのは,別の意味で衝撃的である.

ということで,次に来るときは冷ぶっかけで3玉食べることにしよう.
いや,今度こそ「目の前の調理台でうどんを温めてみる」という今回果たせなかった夢を果たすため,冷ぶっかけ2玉+かけor温ぶっかけ1玉か.
しかし,そのためには,また20-25分くらい自転車を漕がなくてはならないのか...