2005年08月03日

辛さ「4」@ラルキー

[ Experience]

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なぜか辛いカレーが食べたくなったので,昼ごはんの際に「ラルキーに行かへん?」と同僚の教員に提案したところ,すんなりオッケーが出た.研究室にいた学生さん2名も一緒に行くことになったので,花園町のラルキーまで自転車ではるばる行ってきた.

今までのパターンなら,辛さ「3」で辛くても美味しくいただくわけだが,このところは一部でご好評いただいている「挑戦する心」強化期間中.
ならば「挑戦」せねばなるまい.
とはいえ,さすがに「5」だと「挑戦」というよりも「暴挙」っぽいので,ここは辛さ「4」に挑戦してみることに.

ランチタイムだったので,お得なランチセット(日替わりカレー&サラダ&ナンorライスで680円,タンドリー物がつく方は780円)を注文したわけだが,学生さんはラルキー初体験だったので,二人とも辛さ「1」で.

ラルキー経験者の同僚の教員は,通常ならば辛さ「2」らしいのだが,私の「挑戦する心」が伝染したのか,辛さ「3」で注文.
インド人(?)のお兄さんによる「辛イデスヨ,大丈夫デスカ?」という恒例の確認があった.

その直後,満を持して辛さ「4」を注文.
恒例の確認のコメントが変化するのではないかと期待していたのだが,コメントについては特に変化ナシ.
しかし,微妙に哀れむような表情をしていたように見えたのは気のせいだろうか?


さて,注文してから待つことしばし.辛さが低いものから順番に到着したわけだが,すべての注文がテーブルに並んだ時点で一同がどよめいた.

「色が違う!」

同じカレー(チキンキーマ)なのだが,明らかに色が違っているのだ.


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右が学生さんの辛さ「1」のチキンキーマで,左が私の辛さ「4」のチキンキーマ.
同じチキンキーマなのだが,明らかに私のやつの方が赤い.写真で見てもちょっと赤めなのが分かると思うが,肉眼で見ると如実に赤い.
私の方だけトマトが混じってるんんじゃないか?と思ってしまうほどの違いなのだが,どうやらトマトは入っていないようだ.となると,この赤さはスパイスに由来する赤さか...

ということで,恐る恐る一口...

辛ッ!!

熱ッ!!

痛ッ!!

一昔前に連続で辛さ「3」を食べることで,辛さに適応したはずの味覚をもってしても,辛さ「4」はキビシ過ぎたか...
どのくらいキビシイかと言うと,試しに学生さんが注文した辛さ「1」を一口もらったところ,「なめらか」というカレーを食べたときの感想とは思えない感想を述べてしまったくらいキビシイ.「なんだそれは?」と思われるかもしれないが,疑問に思われる方は辛さ「3」以上を食べた後に辛さ「1」を食べてみて欲しい.かなりの確率で同じ感想を抱くことだろう.

キビシイとはいえ,注文してしまった以上は完食するのが礼儀というもの.下手に長期戦になってしまうと身体が受け付けなくなる可能性があったので,基本的に黙々と,ときどき泣き言を漏らしつつ食べることに.
私の隣では,辛さ「3」を注文した同僚の教員が「辛いのか熱いのか痛いのか分からん」や「汗が止まらない」「サウナよりも健康的かな?」などと喋りつつも手を動かし続けていた.

そして,当初はいくらスプーンですくっても減らないように思えたカレーも,少しずつなくなっていき...

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ついに完食!
やり遂げた充実感と,辛さ&熱さのために形が分かるような気さえする食道&胃を抱えて,店を後にするのであった.


・おまけ その1
途中から急激に食べるスピードが上がったのだが,あれは身体が辛さに適応した結果だったのか,それともあまりの辛さにしたが麻痺してしまったためなのか...

・おまけ その2
ラルキー初体験の学生さんによると,辛さ「1」では少々物足りないらしい.なので,辛いのが苦手じゃない人は辛さ「2」からスタートした方がいいと思われる.