2005年08月24日

トランプ@Tiffany & Co.

[ Goods]

Tiffany_Trump_1.jpg

この3月に大阪のハービスENTのティファニー・ショップにトランプを買いに行って,あえなく失敗したという記事を書いた.
実はその後の出張の際に再度チャレンジし,無事購入に成功していたりする.

そもそもティファニーのトランプを買おうと思ったのは,雑誌でその存在を知ったからであり,「アクセサリーで有名なティファニーで,アクセサリーじゃなくてトランプを買うというのは面白いじゃないか」と考えたからだった.

しかし,これが調べてみると,実はティファニーのトランプというのは非常に由緒あるものだと分かった.
このあたりはティファニーのウェブサイトにあるTiffanyの歩みにもサラッと書かれているが,ティファニーはもともとアクセサリーの店ではなく,ステーショナリー&ファンシーショップ,つまり文具雑貨屋としてスタートした.
ちなみに,そのときのポリシーが定価販売で価格交渉に応じないというもの.日本だと三越の前身である越後屋が同じようなこと(もっと色々組み合わさっているが)をやって売上を伸ばしたが,当時のアメリカでは珍しかったらしい.

で,雑貨屋としてスタートした開業時から扱っていた商品の一つがトランプであり,開業時の精神を忘れないためにトランプを扱い続けている.
...というのを以前ネットで読んだのだが,この記事を書くために探したら見つからなかった.トランプと同じような商品がもう一つあるはずなのだが... ネクタイ(あるいはハンカチ)か石鹸っぽいのだが,忘れてしまったなあ.

ちなみにこのトランプ,ティファニー製品の中では最も安いらしい(といっても,紙製2セットで3500円なので十分高い).
そのため,日本人がニューヨーク五番街のティファニーに見物に行ったときに記念に買って帰る人がやたらと多かったらしく,「こんなにトランプを買うなんて,日本人はギャンブル好きなんだな」と思われた,というウワサもあるそうな.まあ,実際にカジノで使われてることも多いらしいが.


・おまけ その1
以前,トランプについて調べるためにティファニーのウェブサイトをあちこち見たのだが,本文中でも紹介したTiffanyの歩みを読むと,ティファニーというのがアメリカを代表するブランド(企業)だということがよく分かる.「えっ,こんなものまでデザインしてるの?」と思ってしまった.まさにアメリカとともに歩んできたブランドといった感じだ.

・おまけ その2
トランプを買うために行ったのだが,実は...

Tiffany_Trump_2.jpg

もう一つ,トランプとは別のものを買っていたりもする.