2005年09月16日

南家@サッポロファクトリー(スープカレー)

[ Spot]

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北海道出張ネタ.
企業への調査の途中,移動の関係でサッポロファクトリー(ビール工場の跡地を利用したショッピングモール)周辺で昼食をとることになった.
出張中はその土地でしか食べられないものを食べるように心がけているわけだが,札幌の新しい名物「スープカレー」をまだ食べていなかった.
そこで,札幌ファクトリー周辺でスープカレーを食べられる店をネットで検索したところ,サッポロファクトリーの地下にあるこの店がヒットした.

単に地理的条件だけで選んだ店だったのだが,実は有名店らしく,レトルトカレーとして商品化されていたりもする.

これまでにスープカレーを食べたのは2回あるのだが,具はどちらもチキンだった.
どうせなら今回は違うものを食べようと思ったところ,北海道らしい具のスープカレーがメニューに載っていたので,それを注文した.

集合時間まであまり時間がなかったので,間に合うかなあと心配していたのだが,それほど待たないうちにスープカレーがやってきた.

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以前食べたスープカレー同様,ニンジン,キャベツ,ピーマンなどの大きめに切られた野菜がたっぷり入っている.

そして...

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ターメリック(サフラン?)っぽい色が付いたライスの上に鎮座しているのは,ラム肉.そう,今回注文したのはラムステーキカリーだったのだ.
しかし,想像した以上にラム肉が大量に載っていて驚いた.一般的なスープカレーだと鶏の腿が1本入っているのだが,それに負けず劣らずのボリュームだ.
いわゆる普通のスープカレー(チキンベジタブル)は1000円で,このラムステーキカリーは1100円と少々高くなっているのだが,載っているラム肉の量が通常のジンギスカン1人前(専門店だと600-800円くらい)は十分にありそうなので,コストパフォーマンスは結構高いといえそうだ.

で,味の方.スープカレーというが,実際にはカレーというよりも「カレー風味のスープ」だ.
辛さが選べたので中辛にしたのだが,もうちょっと辛くてもよかったかも.しかし,スパイスが結構効いていて,美味しい.
あと,私はそれほどピーマンが好きではないので積極的に食べようという気にはならないのだが(あれば食べるけど),このスープカレーの中に入っているピーマンには甘みを感じて美味しくいただけた.スープの辛味とスパイスの風味のため,ピーマン特有の苦味が薄れて,その裏に隠れていた甘みを前面に感じることができたためだろうか.

続いてメインのラム肉の方だが,血が滴るとまではいかないが,うっすらとピンク色が残っているくらいの焼き加減.味つけ自体は最小限の塩コショウくらいだと思うのだが,これだけで食べても十分旨い.
また,肉自体がかなり大まかにしかカットされていないため,そのままかぶりつくと結構な歯応えがある.もちろんナイフとフォークで細かく切って食べることもできるのだが,それまでの数日間「肉」を食べておらず,「肉」に飢えていた私は,そのままかぶりついて歯応えを十分に堪能させていただいた.

ということで,あまりのラム肉の充実ぶりのため,「ラムステーキカリー」として食べるのではなく,「ラムステーキ」+「ターメリック?ライス」+「カレー風味のスープ」として食べていたような気がする.
ネットで検索したところによると,このラム肉をスープの中に入れると,また味が変わって美味しかったらしい.うーん,やはり事前に十分な情報収集をしておくべきだった.

と,今から考えると食べ方に少々後悔が残るが,基本的には大満足して午後からの調査に臨んだのだった.

・おまけ
ちなみに,その日の夕食は学生さんたちと一緒に「だるま支店」に行って,ジンギスカンを食べた.相変わらずの美味しさで,学生さんたちは満足してくれたようだ.
結果として,私は昼もラム肉,夜もラム肉になってしまったわけだが,勿論両方とも堪能させていただいた.