2005年12月15日

梁山泊(中華料理)

[ Spot]

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このところ,昼食は大学の食堂か生協ショップで食べることが多いので,大学近辺の食事どころの新規開拓が進んでいないことに気が付いた.
ということで,新規開拓をするべく,平和通をひたすら西に進んで,平和通のほぼ西端,古町駅の近くにある中華料理の店である梁山泊に行ってきた.

店に入ったのは13時半くらいだったのだが,店内は満員だった.ちょっとビックリ.
大学からはかなり離れているので,客層は社会人が多いのだろうか,背広のお客さんが半分くらいを占めていた.

店内の写真は撮り忘れたのだが,こあがりの座卓2席+カウンターに8席くらい.いかにも町の中華料理屋さんという感じで,女性はちょっと入りにくいかもしれない.
けっこう狭い店のわりには厨房に4人くらい人がいて,店の規模のわりに人が多すぎるんじゃないだろうか?と思ったのだが,帰り際に二階にも席があることが判明.収容人数はそれなりにあるようなので,4人くらい必要なのかもしれない.

メニューもいかにも町の中華料理屋さんという感じ.

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定食のところしか写っていないが,この他にも麺類やご飯物のセット類も充実していて,説明書きを読む限りではどれも量が多そうだ.

今回は日替わり定食(650円)を注文してみた.

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この日の日替わり定食は,棒棒鶏,カレー揚げそば,揚げ物三種(鶏,餃子,大根)だった.
棒棒鶏と揚げ物はともかく,やはり注目すべきはカレー揚げそばだろう.

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ということで,カレー揚げそばのアップ.
かなり具沢山で大きめのジャガイモなどの普通のカレーの具も入っているのだが,中央に鎮座ましましているリング状の物体は,見たとおり「ちくわ」だ.うーん,今までの人生でちくわの入ったカレーは食べたことが無かったのだが,愛媛ではカレーの具材として一般的だったりするのだろうか?
肝心の味のほうだが,中華風のカレーというのでは全くなく,基本的には家庭で作るような感じのカレー.ただし,ちょっとジャンクな感じのカレーの風味と辛味があった.
上品なカレーや本場のインドカレーが好きな人には許せないかもしれないが,1枚10円くらいで売られていたカレー煎餅にも通じる,このB級さが堪らないという人もいるだろう.
あと,揚げ餃子がけっこう美味しかった.サイズは小さいのだが,ニラがたくさん入っているのだろうか,いかにも餃子を食べたという感じになった.

今回はメインの一品が揚げそばということもあったのだろうが,量的にも十分だったので,学生さんにも喜ばれるのではないだろうか.
でも,学生さんが昼食のために通うにはちょっと遠いかな.

で,今回は新規開拓のためにやってきたのだが,実はこの梁山泊には以前一度来たことがある.
そのときも記事にしようと思って写真を撮ったのだが,既に半年くらい経っているので,記事にできるほどの記憶はさすがに保たれていない.
ということで,前回食べたものの写真とおぼろげな印象を紹介しておこう.

前回食べたのは昼めし定食(600円)というやつで,ある意味で梁山泊を代表するようなメニューのような気がする.
というのも,この梁山泊,今回のカレー揚げそばのように,中華料理と洋食をミックスした料理を出すことでも有名だからだ.

前回食べた昼飯定食はこんな感じ.

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一つの皿に麻婆豆腐,揚げ物,ハムエッグ,ライスが盛られている.
中華料理でハムエッグというのは珍しいかもしれないが,麻婆豆腐の左端の方にはみ出ている物体に注目して欲しい.

そう,スパゲティーである.

この麻婆豆腐は単なる麻婆豆腐ではなく,麻婆スパゲティーなのである.
確かに「唐辛子辛いひき肉ソース」といえば「ミートソース」に近いので,スパゲティーには合うかも知れないが,スパゲティーと豆腐はどう考えても合わないだろう?

と思いつつ食べたのだが,これが案外イケたりするから世の中不思議である.
日替わり定食よりも安いし,けっこうなボリュームがあるので,学生さんは一度食べてみることをオススメする.