2006年04月03日

2005年度の運用成績

[ Experience]

世間的には4月から新年度になるわけだが,今年は4/1が土曜日だったため,実質的には今日の4/3が新年度の初日になる.

昨年の4/1から保有株式の時価総額を毎日記録するようにしていたのだが,年度も改まったことだし,2005年度の運用成績をグラフにしてみた.

StockPerformance2005_1.jpg

このグラフは2005年度の利益率(=時価総額÷投資額)の推移を表しているのだが,昨年4/1時点の利益率を1として作成してある.

細かく見ていくと,それなりに波があって,4月5月では1を割っている,つまり財産が目減りしていたりもしたのだが,基本的には右肩上がりのグラフになっている.

最終的な利益率は121.68%.つまり2割ほど増えたことになるわけで(あくまでも含み益,つまり実現していない利益だが),この数字だけを見ると非常に高い運用成績のように思える.

しかし,これを東証市場第一部全体の動きをあらわす 「TOPIX(東証株価指数)」 の推移と比べてみると...

StockPerformance2005_2.jpg

上半期はともかく,下半期は悲しいくらいに負けている.
最終的にTOPIXは145.65%にまでなっている.
つまり,昨年の4/1の時点でTOPIX連動型の投信に私が株式に投資している金額を全額突っ込んでいれば,私が運用するよりも2倍儲けてくれたわけだ.

利益率は追加投資を行うと低下するため,私の運用成績とTOPIXの上昇率を単純に比較することはできない.
また,私のポートフォリオは配当&株主優待を重視して作成されているため,時価総額の推移だけでなく,配当や株主優待も含めて比較する必要がある.

と,いくら弁解したところで,運用成績が2倍も違っていれば,負け犬の遠吠えにしか聞こえないよなあ...