2006年04月12日

LABI1なんば(ヤマダ電機)

[ Spot]

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今回の記事は高嶋政伸について...のはずはなく,3/10に大阪難波にオープンしたヤマダ電機の新型店舗であるLABI1なんばについて.

ヤマダ電機の松山店は井門町という決して中心部とは言い難いところにあるが,ヤマダ電機の出店方針は郊外中心で,ライバルのヨドバシカメラやビックカメラがターミナル駅に隣接して出店するのと対照的だった.
しかし,今回のLABI1なんばは大阪でも難波という大きな街に出店するということで,各方面から注目されていたりもする.

入ってまず驚いたのが,これ.

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ヤマダ電機には他の家電量販店と同様,YAMADAポイントというポイントシステムがあるのだが,その一つに来店ポイントというのがある.買い物をしなくても来店するだけでポイントがもらえるのだが(回数制限はあるが),このLABI1にもそのシステムがあって,そのための機械がずらっと並んでいた.この裏側にも同じようにずらっと並んでいるので,ここだけで20台近くあるのかな.
松山店には何台あるのか知らないが,何回か行ってもそれほど印象に残っていないことからすると,ちょっとしか置いてないと思われる.
ちなみに,LABI1なんばには出入り口がいくつかあるのだが,台数の違いはあれ,どの出入り口にも機械が置いてあった.

店舗の方だが,こんな感じ.

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松山店はワンフロアながらも結構な広さがあったのだが,そこに商品をたくさん詰め込んでいるためか,ゴミゴミしている印象があったのだが,それに比べるとかなりゆったりしている感じ.公式ページによると,通常のヤマダ電機の平均面積の約6倍の面積があるとのこと.地上4階,地下1階の計5フロアあるので,1フロアで平均的なヤマダ電機の店舗1.2軒分か.それだけスペースがあれば空間を贅沢に使えるわな.

まあ,広かろうが,ゆったりしていようが,電器屋は電器屋なので,売っているものは松山とあまり違いはない.
でも,

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店内にタリーズコーヒーが入っていたり,

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Nanba Labi Gateというイベントスペースがあったりするのは,大都市にある大規模店舗ならではといったところか.

諸般の事情で店内で時間をつぶす必要があったのだが,事前にネットカフェがあるという情報を仕入れていたので,ネットカフェを探索.
しかし,店内を見回してもそれっぽいところがない.もしかしてタリーズで無線LANが使えるというだけ?と思いつつ,近くの案内図を見たところ,1階の端の方にあるらしい.
そのあたりは見たけどなあと思いつつ,行ってみると...

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これか... ちゃんとした店舗を探してたんだけど,ちょっと区切ってあるだけだったから気がつかなかったんだな.
想像していたのとは違っていたけど,話のタネになるかもしれないし,入ってみようかと思ったのだが,残念ながら満席だった.

売っているものは通常のヤマダ電機とあまり変わらないのだが,値段の方はどうなのだろう.
ちょうど直前に冷蔵庫とエアコンを松山のヤマダ電機で買ったばかりだったので,同じ商品の値段を調べてみた.
大都市だし,開店直後ではないとはいえ,開店してまだ日も浅いので,休めの価格設定をしているだろうと思っていたのだが,表示価格レベルではポイントを考慮しても松山の方が安かった.
これは松山のヤマダ電機が近所のコジマと価格対抗をしているためだろう.
やはり競争は偉大だ.


・おまけ
来店ポイントがあると書いたが,店内の掲示にはYAMADAポイントではなくLABIポイントとある.
これはYAMADAポイントとは違うのだろうかと思い,機械の近くにいた店員さんに聞いてみたところ,どうも要領を得ない.
最終的には,その店員さんが他の店員さんに聞きに行って,それでYAMADAポイントと同じであることが判明したのだが,どうやら最初に聞いた店員さんは電機メーカーから派遣されてきた人のようだ.
仕事だとはいえ,メーカーに就職したはずなのに,気がついたら小売店で販売をしている,というのは大変だな.