ちょっと前のこと.道後今市にある(学生さんには「貧乏通りにある」という方が分かりやすいかな)大鵬軒に昼ご飯を食べに行ってきた.
表の窓にある飾り模様やメインのメニューからすると,もしかすると中華料理の店なのかもしれないが,中華料理以外のメニューも多いので,最もピッタリなカテゴリーは「学生街の定食屋」だろう.
松山に来た当初は週に2-3回はお世話になっていた店なのだが,この数年はどういうわけか,あまり行かなくなってしまった.研究室が微妙に移転したせいだろうか?
店内はこんな感じ.
テーブルが4つ(もう少しあったかな?)にカウンター席で,それほど広くはない.
以前通っていたときはお昼時になると,このテーブルが学生さんで全部埋まっていたのだが,このときは13時半くらいで昼の営業を終える寸前だったので,他にお客さんはいなかった.
昔,この店に頻繁に通っていた理由は二つある.
一つは量が多くて安いこと.
この店では定食メニューを注文する人がほとんどだと思うのだが,日替わりの一番安いサービス定食(おかず単品+ごはん+味噌汁+漬物)だと450円,それに揚げ物がついたサービス定食でも500円.
この値段の安さに加えて量も結構ある.
そして,もう一つの理由は野菜をたっぷり取れること.
ベースが中華料理ということもあってか,炒め物系のメニューが多い.で,野菜は火を通すと美味しくたくさん食べることができる.そして,この店は基本的に量が多い.
これらを総合すると,この店だと,他の定食屋のメニューに比べて野菜をたっぷり食べることができるのだ.
ということで,今回の定食.
野菜炒めとミンチカツの定食をご飯大盛りで頼んでみた.これで560円.
ちなみに普通サイズでもご飯はそれなりにあるのだが,大盛りにするとかなり多い.
今回のメインは野菜炒めだが,個人的なオススメは,定番の「回鍋肉」,鉄板の上で野菜各種やウインナーが炒められた「スタミナ」(どのあたりがスタミナなのかは不明),そして炒肉片.
炒肉片は「豚薄切り肉の炒め物」だとか,「豚肉の旨煮」だとか,色々な日本名がついているが,豚肉と野菜を醤油などでいためて,とろみをつけたもの.他のメニューに比べると野菜は少なめだが,とろみのついたスープが旨い.
ああ,書いてたら食べたくなってきたなあ.また今度行くことにしよう.