2006年07月09日

けらえいこの結婚生活物4冊

[ Book]

某教員の奥様に本を4冊貸してもらったのだが,著者はすべて同じ「けらえいこ」で(一つは共著だが),テーマもすべて同じ「結婚生活」.
いちおう全部独立しているので,一つずつ記事を書こうかと思ったのだが,どうも書きにくかったので,一つにまとめて書くことにした.

・『セキララ結婚生活』
4冊の中ではこれが一番最初の作品かな?
結婚生活とは価値観のぶつかり合いの連続なわけで,どう考えても大変だよなあ,というそれまでの考えをさらに強固なものに.

・『おきらくミセスの婦人くらぶ〜』
ハヤセクニコという編集者との共著で,タイプが違う二人の主婦による対談&エピソード集.でも,主婦というよりも女性全般のネタがけっこう多かった.
ところで,仕事を持っている主婦のことは何て言うのが一般的なんだろうか? 専業主婦の逆だから「兼業主婦」?

・『いっしょにスーパー』
帯に「新婚生活も3年たつと?」とあるので,アツアツの新婚生活も終わって,醒めた日々になっているんだろうなあ,と読む前は思っていた.
しかし,『セキララ結婚生活』よりもアツアツ...というのとは違うんだけど,ベタベタな日々になっているような気がするのは気のせいだろうか?

・『7年目のセキララ結婚生活』
タイトルにもあるように『セキララ結婚生活』から7年経過.
ここまでくると,一緒にいるのが日常になっているので,かなりのところまで以心伝心になる模様.
お互いに相手のことをよく見ているようで,実は見ていないようで,やっぱり見ているのか? まあ,相手の観察にそれほど力を入れていなくても,7年も一緒にいれば,かなりのことは分かるようになるか.

これら4冊はすべて「けらえいこ」が描いたものだったのだが,この前に『たたかうお嫁さま』という本も書いているため,私の中では「けらえいこ=結婚エッセイ漫画の人」だった.
しかし,巻末の広告をみると,『あたしンち』もこの作者だったんだ.なぜ気がつかなかったんだろう...