ある日,昼過ぎに街中で用事があったので,そのあたりで昼ごはんを食べることにした.
さて,どこで食べようかとしばらく悩んだあと,銀天街のカフェの前にランチの看板が出ていたのを思い出した.
ということで,銀天街のBy the Way...に行ってみた.
以前から店の前を通るたびに覗いていたのだが,三番町のパン屋さんであるウェスタンのパンと,古川の菓子の実のケーキが食べられるということで,以前から注目していた.
とはいえ,今回は昼ご飯ということで日替わりランチを食べることを決意しての入店なので,パンもケーキも食べられなかったのだが.
この店,間口は狭いくせに奥行きが長い&2階建てということで,キャパシティはけっこうあるらしいのだが,さすがに昼時ということで,階段脇のカウンターみたいな席に案内された.
ガラス張りなのでわからないかもしれないが,この正面は階段.
この店,テーブル席はほとんどパーティションで区切られていて個室っぽくなっているのが売りの一つらしいのだが,残念ながら今回はそれを経験できなかった.
店員さんに日替わりランチと食後のコーヒーを注文して,メニューと店内を観察.
メニューを見ると,カクテルや焼酎が置いてあったり,居酒屋っぽい料理があったりするので,夜は軽く飲むのにも使えるようだ.
で,店内を観察すると気がつくのが,
この天井.この写真では青空だが,時間の経過と共に色が変わるようになっている.
東京はお台場のヴィーナスフォートにも同じようなのがあるそうだが,同じ仕組みなんだろうか.
そうこうするうちに,ランチ到着.
この日のメインは白身魚のフライのトマトソースだったのだが,副菜は胡麻和え,きんぴら,煮物に,
味噌汁,なます,そしてデザート.
食器は洋風だが,実はかなり和風っぽいメニュー.
そういえば,「さつま汁」とかもあったし,そういう店なんだろうか.
私としては量がちょっと物足りなかったが,日替わりランチ単体で490円という値段からすると仕方がないか.
で,この店のもう一つの売りが,
このコーヒー.
正確には,ある人のエスプレッソに惚れ込んで,それを提供できるようにしたというから,エスプレッソを飲むべきなのかもしれないが,今回はランチのついでなのでコーヒー.
しかし,このコーヒーがかなり美味しかったのだ.
私は基本的にコーヒーはブラックで飲むのだが,ここのコーヒーは,コーヒー独特の苦味に加えて,何も入れなくてもほんのりした甘みを感じた.うーん,なにかフレーバーをいれているんだろうか?
でも,あくまでも「ほんのりした甘み」なので,もしかすると豆の種類と焙煎で出てくる甘みなのかも.
と思って調べてみたら,豆の種類と焙煎に加えて,抽出も関係するらしい.うーん,奥が深い.
このコーヒーをつけると日替わりランチは590円になるのだが,+100円だったら迷わず注文するなあ.
・おまけ
写真の日付を見て驚いているのだが,ビックリしたことに,この店に行ったのは6月.
どうしてこれまで記事にしてなかったのか...