2006年11月12日

『おいしい店とのつきあい方 実践編』サカキシンイチロウ

[ Book]

ほぼ日刊イトイ新聞連載されているコラム(?)をまとめたもの.

と,前作の紹介をそのままコピペしてみたが,中身の基本路線も同じで,レストランでの振舞い方や楽しみ方について書いてある本.松山市立中央図書館所蔵.

ただ,タイトルに「実践編」とあるように,私のような下流社会に属している人間でも使えるような知識が前作よりも多くあった.

特に参考になったことの一つはテーブルマナー.
ナイフとフォークを持ち替えてはいけない理由とか,色々と書かれていて参考になったのだが,一番参考になったのはフォークのみでパスタをきれいに食べる方法.
現在,自宅にはフォークがないので試してみることはできないのだが,フォークを買ってきて練習してみよう.
そういえば,以前,エスパーニャ・ミロに行ったときに「私はなんてフォークとナイフを使うのが下手なんだ!」と実感したのだが,ついでにナイフも買ってきて,ナイフとフォークでご飯を食べる練習もしよう.

もう一つはファミレスの使い方.
高級レストランだけでなく,ファミレスにも存在意義はあって,その上手な使い方について書かれており,参考になるとこともあったのだが,少々違和感も.
というのは,「こういうファミレスは期待できる」という条件のようなことが書かれているのだが,ファミレスってほとんどチェーン店だから,店ごとの違いってあんまりないんじゃないのか?
読んでいて,この著者のいう「ファミレス」って私がイメージしているファミレスとは違うんだろうか?と思ったくらい.
でも,最後の方にロイヤルホストやジョナサンなどの名前があがっているので,やっぱり同じみたいだ.
うーん,ファミレスって,それほど行かないけど,色々行ってみると違いがあるんだろうか? 久しぶりに行ってみようかなあ.

・おまけ
ファミレスといえば,「おひとりさま」の限界はどこらへん?という記事があって,5位に休日のファミレスというのがランクインしていた.
うーん,平日のファミレスだったら全然問題なく一人で行けるんだけど,休日になるとそんなにハードルが高くなるものだろうか.一度挑戦してみるべきか?