2007年02月21日

じゃこカツ@あげんどう

[ Goods]

先日の夜のこと.
いつものように近所のスーパーに買い物に行ったところ,店の前にオレンジ色の派手なトラックが停まっていた.
ここは移動販売のメロンパンやロマンドロールがよく来ているので,その類だと思ったのだが,どうも今までに見たことのないタイプの車.
「何を売ってるんだろう?」と近づいてみたところ,じゃこカツの移動販売を行っているあげんどうのトラックだった.

じゃこカツというのは,『松紳』などのTV番組で取り上げられて有名になった料理(?)で,伊方町の道の駅の隣にある売店で販売されていることで有名なもの.

私はこれまでに食べたことがなかったので,即座に購入を決定.
その移動販売車ではじゃこカツ以外にもノーマルのじゃこ天やポテトなどのお馴染みのものだけでなく,「エビでガンス」なる謎の存在も売られていたのだが,今回はじゃこカツを2枚注文してみた.
すると,今から揚げるので5分くらい時間がかかるとのこと.タイミングが悪かったのかと思いきや,どうやら毎回注文を受けてから揚げているようだ.

寒空の下,しばらく待ってから商品を受け取る.値段は忘れてしまったが,1枚100円から150円の間だったと思う.

JakoKatsu_1.jpg

見た目は完全にコロッケかメンチカツ.
中身はこんな感じ.

JakoKatsu_2.jpg

最初にじゃこカツの存在を知ったとき,「じゃこ天にパン粉などの衣をつけて揚げたもの」だとずっと思っていたのだが,実際にはじゃこ天の材料である「魚のすり身を使ったメンチカツ」だ.
じゃこ天はどちらかというと歯応えのある感じなのだが,それに比べると,このじゃこカツは表面はサックリ,だけど,中身はちょっとふっくらした食感.まさに魚のすり身を使ったメンチカツといった感じ.

同じじゃこ天でも上品な宇和島よりも野趣あふれる八幡浜のじゃこ天の方が好みな私からすると,ちょっと上品な味わいのじゃこカツよりもじゃこ天のほうが好みかな.
でも,八幡浜よりも宇和島のじゃこ天のほうが好きな人は,じゃこ天よりもじゃこカツの方が口に合うかもしれない.
それでも美味しいことには違いないので,また移動販売車に遭遇した際には,じゃこ天とじゃこカツを1枚ずつ食べ比べてみよう.

なお,移動販売車のスケジュールはあげんどうのホームページで確認できる.