25日の日曜日,見奈良のクールス・モールまで行ってきた.
目的は3つ.
1.菜の花畑見物
2.愛南町の産直市
3.いつき組の句会ライブ
ちなみに,会場にはためいていたのが,鯉のぼりならぬ「カツオのぼり」.さすがカツオで有名な愛南町.
まずは菜の花畑見物.
以前,コスモスを見に来たことがあったのだが,それと同じ場所に菜の花が咲いていた.
コスモスのときは見に行った時期が悪かったのか,「一面の花」とまではいかなかったが,今回はまさしく「一面の菜の花」という感じで,見事に黄色に染まっていた.
続いて,愛南町の産直市.
副題(?)が「5つの海を喰らう! 山も喰らう。」という謎なものだったのだが,会場で配っていたパンフレットによると,
1.豪快な外海:カツオ
2.多彩な内海:イサキ・アジ・サバ・イワシ・媛っこ地鶏・ヒオウギ貝
3.芳醇な湾:カキ・アワビ・備長炭・ブロッコリー
4.冬潮走る生簀:ハマチ・カンパチ・甘夏
5.春を彩る生け簀:タイ・真珠
ということらしい.
で,まずはヒオウギ貝を食べてみた.
噛みしめると貝の旨味がほとばしる感じ.身も大きくて,これで2個で100円というのは激安だろう.
続いてサバ寿司.
これは日頃からスーパーなどでよく買って食べているので特に感動はナシ.
そしてメインのカツオ.
カツオというと本場は高知というイメージがあるが,実は愛南町の方が年間取扱量は多いそうだ.
会場ではこんな感じでわら焼きにして売られていた.
今回は1本1000円のものを購入して持ち帰り,夜になってから食べたのだが,これが激ウマだった.
これまで食べたカツオのたたきで一番美味しかったのは,高知の漁港であがったばかりのものを松山に持ってきて居酒屋で調理してもらったものだったのだが,それを超える美味しさ.ニンニクなしでも全然臭みを感じなかったほど.
しかしパンフレットによると,これを超える味の「日帰りカツオ」というのがあるらしい.水揚げから最短3時間で戻ってこれる愛南町ならではのカツオなのだとか.うーん,どんな味なんだろう?
で,デザートは美生柑.河内晩柑とも呼ばれているもの.
別名ジューシーフルーツというほどで,かなり果汁が多い.
焼酎に絞って入れると美味しいらしいのだが,うちには焼酎がないので,ウオッカに入れて呑んでみた.それなりに美味しいが,これだったら単体で食べた方が美味しいかな.
基本的に無味無臭のウオッカと違って,特有の味や香りのある焼酎と会わせてみると,また違った味わいがあるのかも.
で,最後の句会ライブ.
司会は俳人の夏井いつきさん.
そこらの若手芸人以上に客あしらいが上手&キャラが立っているので,1時間半ほどの間,大いに笑わせていただいた.
もう一人の出演者のキムチャンヒさん.
この句会ライブでは上手な句を10句選び,商品として愛南町の特産品がプレゼントされていたのだが,トップ3にはキムチャンヒさんによる絵もプレゼントされる.
カラースプレーと墨を使って,その句のイメージの絵を描くというものなのだが,3分ほどの短時間&即興ということで,なかなか大変そうだ.
今回のお題は「愛南町の特産品」.そうか,それで産直市の会場に短冊を持った人がウロウロしていたのか.
せっかくなので私も応募してみたところ,
クールス・モールの商品券をゲット!
といっても,上手だからもらえたのではなく,ネタとして使いやすかったため.
まあ,実利優先の私としては,それがネタだろうが何だろうが構わないんだけどね.