2007年06月17日

愛媛大学交響楽団 SummerConceret'07

[ Experience]

AiKouSC07_1.jpg

先日,授業を終えたところ,学生さんがやってきて,交響楽団の定期演奏会のチケットをくれた.
突然のことでビックリしてしまったため,ちょっと挙動不審な対応をしてしまったように思うが,ありがたく頂戴し,しっかり活用してきた.

で,この記事を書くために前回の記事を読み直したところ,前回の定期演奏会は「第49回」.
ならば今回は記念すべき「第50回」だったんだ!
でも,その割にはそのことについては触れられてなかったなあと思いつつパンフレットを見直したら,今回はSummerConceretになっていた.
「第50回」は区切りになる回数なので,規模の大きい12月の方に回すということだろうか.

いつものように混雑するだろうと思い,ちょっと早めに入場.
ステージを見てみると,

AiKouSC07_2.jpg

あれ? コントラバスが左側にあるなあ.なぜか右側にあるというイメージがあるんだけど.
ちょっと調べてみたところ,オーケストラの楽器配置というそのものずばりのページがヒット.
これによると,今回の配置は「古典的な弦楽5部配置 」っぽい.うーん,色々あるんだなあ.

今回の演奏曲は

・モーツァルト「歌劇『魔笛』序曲」
・シューマン「『序曲,スケルツォとフィナーレ』Op.52」
・ベートーヴェン「交響曲第8番 ヘ長調 Op.93」
・ベートーヴェン「トルコ行進曲」(アンコール)

モーツァルト,シューマン,ベートーヴェンという私でも知っている作曲家ばかりだったのだが,アンコールのトルコ行進曲以外はどれも聞き覚えがなかった.我ながら,クラッシックの素養のなさを存分に発揮しているなあ.
ただ,今回は全体的にテンポのいい曲が多かったためか,意識が途切れることは一度もなかった.

今回のステージでは,楽団のほぼ中央にオーボエ奏者の方がいたのだが,その方がヒゲの男性でどう見ても学生さんではないこともあり(もし学生さんだったらごめんなさい),そこに注意が集中しがちだった.
で,聞いていると,私がオーボエの音色だと思っていた音とその方の動きがズレているように思えてきた.
特に3曲目はオーボエの人の動きから音を判別すると,思っていたよりも金属質で高い音がオーボエということになるんだが...

ということは,あれってオーボエの音じゃないのか? とすると,あれがファゴットの音?
そこで,ファゴット奏者の動きにも注目してみた.
今回のファゴット奏者は3人いたのだが,見ていると,どうも吹いている人と吹いていない人がいる.一番左の女性は見えにくかったので,真ん中と右側の人を見ていたのだが,真ん中の人はしょっちゅう吹いているのに,右側の人はあんまり吹いていないような...

で,自宅に戻り,ネットでオーボエとファゴットの音色を調べてみると,鳴るほど♪楽器解体全書というページがヒット.
ここでオーボエとファゴットの音を聞くことができるのだが,会場で聞いた音は既に忘却の彼方だったので,違いはよく分からないまま.
でも,さすがヤマハの作っているページなだけあって,かなり充実しており,オーボエはギネスブックに載るくらい演奏が難しいとか,色々なことが分かった.
ファゴットも3種類あるらしいので,もしかすると真ん中の人と右側の人で使っているファゴットの種類が違ってたのかもしれないなあ.