2007年06月24日

田舎家(蕎麦)

[ Spot]

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山岳ルート(317号線)を使って今治に行き来するとき,奥道後温泉の前を毎回通るわけだが,そこに古民家風の店がある.そこが田舎家.
以前から興味があったのだが,今回初めて行ってみることに.

昼ご飯に行くことにしたのだが,時間が遅かったので,営業時間がちょっと心配.
なので,ネットで調べてみたところ,営業時間は11時から16時まで.それなら大丈夫だな.

店の中はこんな感じ.

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暗くて分からないが,天井は藁葺き屋根になっている.
着いたのが14時過ぎということもあってか,店の大きさの割にはお客さんは少なかったのだが,それでも数客はいたということは,それなりに人気があるのだろうか.

さて注文.
この店の基本メニューは「ざるそば」ならぬ「はこそば(箱そば)」で,その中でも「韃靼そば」というのが名物らしい.
なので「韃靼そば」を注文しようかとも思ったのだが,今回は普通の「はこそば」にしておいた.
で,この「はこそば」,普通でも量が多いらしいのだが,大盛りにするともっと多いらしい.ということで,大盛りにしてみた.

ということで,「はこそば 大盛り」.

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普通サイズの「はこそば」に比べると,蕎麦猪口が二つあるだけで,あまり違いがないような... それにそんなに多いかなあ?
と思って,箸で持ち上げてみたところ,

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ごめんなさい,多かったです.
箱がちょっと大きめのため,蕎麦が少なめに見えただけだった模様.

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で,薬味の山葵をスリスリしてから,いただきます.
蕎麦の見た目は,「蕎麦」と言われて一番最初に頭に浮かぶようなタイプ.
大街道のまろで出てくるような白っぽくて細め,つるつるしこしこしたタイプではない.いわゆる田舎蕎麦というやつなんだろうか.
味はいたって普通.自宅で市販の蕎麦を茹でたものよりは確実に美味しいと思う.でも,その美味しさの方向性が同じというべきか.
まあ,まろの記事にも書いたが,私には蕎麦の美味しさがよく分かっていないので,これはこれで美味しいと評価されるのかもしれない.

で,量の方だが,かなりお腹を減らしていったにもかかわらず,食べ終える頃には満腹になるくらいの量.
通常の「はこそば」は650円で,大盛りにすると800円.通常サイズの量がよく分からないのだが,大盛りにすると最後の方は味が単調になって飽きてしまうので,通常サイズにしておいて,サイドメニューのいなり寿司とかおにぎりとかを注文した方が満足度は高いかも.

食事を済ませてから,実は今回のメインイベントである石手川ダムへ.

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確かに水位はかなり下がっているっぽいのだが,通常時の水位が分からないよなあ.
ん? そう言えば,昔,石手川ダムの写真を撮ったことがあったような...
ということで,昔の写真を引っ張り出してみた.

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ちょっと角度が違っているが,2枚目の写真では赤いところ(水門?)まで水が満ちているのに,1枚目の写真では水は遙かに下の方にしかない.
この日の貯水率は約44%.うーん,早くまとまった雨が降って,100%まで回復してくれないかなあ.