2007年10月04日

『金糸雀が啼く夜』高里椎奈

[ Book]

馴染みの花屋の陰謀に巻き込まれ,とある富豪のペンダントを盗みことになった「座木」と「リベザル」.
ペンダントのガードを依頼された「秋」と敵対することになるが,その富豪が開催したパーティでシャンデリアが落下し,2人を押しつぶした.そして,そのシャンデリアには道化師の格好をした富豪の死体が...

薬屋探偵妖綺談シリーズの4冊目.松山市立中央図書館所蔵.

裏表紙のあらすじ紹介にはシャンデリア落下事件しかかかれていないのだが,それは本作の要素の三分の一くらい.

そもそもペンダントを盗むきっかけになった花屋の助手の過去の話がなかなか良かったのだが,そこで出てくるのが謎の料理.
油をひいたフライパンでビスケットを焼いて,その上に目玉焼きを載せるというシロモノ.
このビスケットって,あのクッキーみたいなビスケットのこと? それともケンタッキーで出てくる,パンっぽいビスケットのことだろうか?
どちらにせよ,目玉焼きを載せられるほどの大きさじゃないと思うのだが...

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