昨年末のこと.
期間限定メニューが切り替わったということで,三津浜の緑モスに行ってきた.
今回の期間限定メニューは中華料理をモチーフにしたパオ・エビマヨとパオ・エビチリの2品と,あとは冬の恒例メニューになっているコロッケバーガー.
今回はエビチリの方を食べてみた.
パオ(=中華まんの生地みたいなの)を使ったハンバーガーは以前もあったよなあと思って,過去の記事を検索してみたところ,2005年の4月末(パオチキン)と6月初め(パオスブタ)だった.そんな昔だったのか...
で,これがそのパオ・エビチリ.
パオで海老が入ったフリッターとレタスの千切り,チリソースを包んだもの.
外見だけではエビチリとは思えないな.
まあ,海老フライをそのまま挟み込むわけにはいかないから仕方ないだろう.
で,味についてだが,パオはふわふわ.
チリソースはあまり記憶に残っていないので,甘くもなく辛くもなく,普通にチリソースだったのだろう.
そして何よりも印象に残っているのが,海老が入ったフリッター.
プレスリリースや店頭のポップなどを見る限りでは,海老のぷりぷり感を全面に押し出しているのだが,確かにぷりぷりした食感はある.
あるのだが,この表現が正しいかどうか分からないのだが,「落差が激しい」のだ.
フリッターはイトヨリと海老でできていて,海老はむき身とすり身の両方を使っているようなのだが,むき身の部分はとてもぷりぷりしている.しかし,むき身でないところの食感はそうではないのだ.
この違いがあるからこそ,むき身にあたった時にぷりぷり感が引き立っているのかもしれないし,むき身も十分に入っているので特に不満はないのだが,気になったのは事実.この落差が好きか嫌いかで評価が分かれるかもしれないなあ.
ついでに冬の定番のコロッケバーガー.
正式名称は「北海道池田町産ホッカイコガネ使用 北のコロッケバーガー」だ.あいかわらず長い.
ジャガイモ感が強くて美味しいのだが,個人的にはもうちょっと肉っぽさが欲しいところ.
セットのドリンクは冬限定のスープで.
モスだとスープはクラムチャウダーばかりを注文してしまうのだが,たまには違うものも注文しようということで今回はミネストローネに.
これも悪くはないのだが,やはりクラムチャウダーのコストパフォーマンスには叶わないと思う.
で,クーポンをもらった.
モスはちょっと前のリニューアルに合わせて,従来行ってこなかったクーポン・キャンペーンを積極的に実施したところ,客数や売上は増加したものの,クーポンの割引率が高すぎたためか,赤字になってしまったそうだ.
その反動というわけではないだろうが,今回のクーポンというかチケットはドリンクが100円になるという,あまりお得感がないものになっている.
お客さんの多くはドリンクをセットで買うだろうからチケットの利用率はかなり低そうだし,使ってもドリンクの原価率は低いので利益はそれほど削られないだろうから,経営的にはいいんだろうけど.