副題が『おとなの小論文教室。�供戮箸いΔ海箸如い海譴�ほぼ日に掲載されたコラムをまとめたもの.松山市立中央図書館所蔵.
『おとなの小論文教室。』についての記事で,違和感を感じた理由として書いた「やりたいことをやれ」論だが,本書では最初の方にこうある.
若い人に伝えなくてはいけないのは、体中が熱く、気持ちが昂揚する「歓びの一瞬」のことではなく。
自分の無意味感から逃れつつ、
空気圧にじっと耐えて、
昨日と同じ今日を、また、同じ凡庸な朝を生きる覚悟、
それをうんざりしても、毎日繰り返し続けていけることこそが、「生きる実感」である。
ということなのではないだろうか?
そうだよな,「やりたいこと=歓びの一瞬」だけで人生ができてるはずないもんなあ.
という感じで,最初から共感しまくり.
この本を読んでいるとき,ちょうどいろいろなことが重なってズブズブと沈み込んでいたのだが,読んでいてかなり「救われた」,というのは私の主義に反する言い回しなので使わないとして,かなり浮上するための助けになってくれた.
特に第3章の「人とつながる力」の一部はグサグサ突き刺さってきて,自分を見直すための役に立ったような気がする.
このシリーズ,今回は図書館で借りたけど,手元においておきたいかも.
と思っていたら,この巻を古本屋で発見.これもなにかの巡り合わせだろうということで,すかさず確保しておいた.
最後に気に入った箇所を引用.
「だれの言うことにも、頭までなびかせるな。信じたくないものは、自分の人生を使って検証するまで信じなければいい」
・おまけ
直接関係があるわけではないのだが,読んでいる最中に自分の中の「熱」のことをいろいろと考えてしまい,なぜか『癒しの葉』(紫堂恭子)を読みたくなってしまい,全8巻を一気に読み返してしまった.