2004年08月13日

『小生物語』乙一

[ Book]

松山市立中央図書館で利用者カードを作るきっかけになった,ある意味記念すべき本.
基本的には乙一の日記なのだが,そこは乙一だけあって,独特のノリで書かれていて,面白かった.

しかし,私はあとがきなどに垣間見える乙一のパーソナリティーを面白いと思うし気に入ってもいるのだが,やっぱり乙一の書いた作品を読むほうが好きなようだ.

今までの作品の再録+新作みたいな中途半端な形ではなく,そろそろちゃんとした小説の新刊本を出して欲しいと切実に思う.