2004年10月03日

エンゲル係数

[ Search]

10月になって大学も後学期がスタートした.
学期始めには色々とやらなければならないことがあるが,個人的にやらないといけないのが家計簿の決算だ.
私は毎日家計簿をつけるほどマメな性格ではないので,できるかぎりレシートをもらって,それが溜まってきたらExcelに記入するという方式をとっている.
レシートがない場合はおぼろげな記憶だけが頼りになるので,数字はかなり不確かになってしまうが,およその支出傾向は分かる.

で,2004年度の中間決算を行ったところ,支出に占める食費の割合,いわゆるエンゲル係数は15.1%だった.
この数字が高いのか低いのか分からなかったので,ネットで検索してみると家計調査(単身世帯)がヒットした.
この調査結果では,私の属するカテゴリーのエンゲル係数は23%になっている.えっ,そんなに高いのか?

エンゲル係数は所得の上昇につれて低下する傾向がある.じゃあ,「私のエンゲル係数が低い=私の所得が高い」のかというと,そういうわけでもないようだ.

「男女,年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出」には支出の細目とその金額が掲載されている.
これによると,勤労者世帯の34歳未満の男性,つまり私の属するカテゴリーの1ヶ月の食費平均は約45000円,しかも半分以上が外食になっている.

この費目体系では外食には飲み会なども含まれているようなので,飲み会を「交際費」として費用計上している私よりもエンゲル係数が高くなるのは当然.ちなみに食費+交際費で比べるとだいたい同じくらい.

ということで,人並みの生活はおくれているらしいことが分かって一安心したのだが,解決できない疑問がまだ一つある.
全国平均の家賃地代が私よりも異常に低いのだ.
確かに私が現在住んでいる部屋は面積の割に家賃が高すぎるとは思うが,いくらなんでもこの差はないだろう.うーん,どういうカラクリがあるのやら...