2004年10月22日

『起業家に会いにゆく』斎藤貴男

[ Book]

松山市中央図書館で借りてきた本なのだが,どういう理由で借りたのかイマイチ覚えてない.

起業家の生い立ちや本人および関係者へのインタビューで成功への軌跡とその背景を描くという,ありがちといえばありがちな本.うーん,やっぱり借りた理由が分からん...

ダン(靴下屋という方が有名か)の越智社長はやっぱり愛媛県出身だった(でも,なぜか四国四県の中で愛媛県にだけは店舗がない),とか,水引を作った正月飾り(とその派生製品)から出発して年商14億円以上になった企業(飾一(かざりいち))がある,とか,それなりに収穫はあった.

でも,一番の収穫はサイゼリヤ社長の次の言葉だろうか.

 それが、私の言う"システム"です。要はみんなが楽しく働ける、誰かが割を食わないで済む仕組みのことですよ

そうだよな,一部に負担が集中するやり方というのは長期的には破綻するだろうし,結果として全員を不幸にするもんな.

で,そのサイゼリヤのシステムがどんなものなのかというと...やっぱり愛媛県にはないのね...
四国と九州については店舗募集がかかってないところからしても,松山に来るのはまだまだ先になりそうだし,やっぱり出張のついでに行ってみるしかないか...