恒例のモスバーガー期間限定物シリーズ.
今回はハバネロフォカッチャなのだが,プレスリリースによると,正式名称は
世界一辛い唐辛子入りソースがけ
お子様、辛いものが苦手な方はお控えください。
ハバネロフォカッチャ
だ.注文するとき,店の人がちゃんと復唱してくれるかどうかがちょっと楽しみ.
で,注文.メニューを指差しながらハバネロフォカッチャをセットで注文したところ,店の人に「辛いですけど大丈夫ですか?」と聞かれた.
昔,花園町にあるラルキーというインド料理店に行った際,カレーの辛さが1から5まであったので,真ん中の3を注文したところ,インド人の店員さんに同じようなことを聞かれたことを思い出した.確かにラルキーの3は通常の基準からすればかなり辛いので,店員さんが心配するのも分かる.
しかし,モスバーガーで心配されるほど辛いものが出てくるとは思えなかったので,「大丈夫です」と断言して注文完了.ちなみに店の人の復唱は「ハバネロフォカッチャ」だった.残念.
店内で食べることにしたので,席に座って本を読みながらしばらく待つ.
ふと壁に目をやると,店員さんの手作りらしき張り紙がしてある.人気メニューランキングだった.それによると,同じフォカッチャでもバーベキューとコロッケはかなり上位にあるにもかかわらず,ハバネロだけはランク外.どういうことだ? どう考えても,このラインナップ&期間限定ならばハバネロが1位になるだろ?
頭のなかに疑問符がいっぱい浮かんだところで,問題のハバネロが到着.
この赤色のソースがハバネロソースだろう.確かに辛そうである.
では早速一口
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うん,確かに辛い.辛いけど旨い.
ちなみに私は辛いものが特別好きというわけではないのだが,辛さへの耐性はそれなりにあるようで,現在のハバネロ・ブームを作り出した暴君ハバネロも,最初は辛くて仕方なかったのだが,何度か食べているうちに適応したようで,現在では普通に食べられるようになった.
なので,今回のハバネロフォカッチャも暴君っぽい味を予想していたのだが,あれよりもタバスコに近い味に思えた.
でも,まあ普通に食べられるよなあと思いながらパクついていたところ...
あれ? 唇がジンジンするぞ? あれ? あれれ?
訂正しよう.
「辛いけど普通に食べられる」ではなく「食べられるけど激辛」という方が正しい.
確かに食べられるのだが,食べた後に唇が2倍くらいに腫れ上がったような感覚に襲われるのだ.
これは辛いものがあまり得意ではない人はおそらく食べられないだろう.
この記事を書くために検索したところ,「殺人的」「暴君とは比べ物にならない」「記憶がなくなる」「食べるのは苦行」などなど,発売当初からかなりのインパクトを巻き起こしていたらしい.確かにそれだけの存在といえるだろう.
で,検索のときに知ったのだが,包み紙に「激辛」とあったらしい.
うーむ,不覚にも気がつかなかった.
仕方ない,期間が終了するまでにもう一度食べに行こう.