正月休みの課題その3.
前作『エンディミオン』の続きで,本作ですべての謎が解明されるとのこと.
既に正月休みは終わっているが,授業開始までには何とか読み終えようということで,9日と10日はひたすら読んでいた.
というのも,やたらめったら分厚いのだ.
前作の『エンディミオン 上・下』と比べて1.5倍近くのページ数になっており,その分厚さはついに比較対象である単三電池を抜かしてしまった.
しかも,内容がまた難しくなっている.
話の構造はそれほどややこしくないのだが,チベット仏教の教えや漢詩,俳句,ヴァチカンの歴史や制度,美術品などが多数出てくる.作者はこの話を執筆するためにどれくらい勉強したのだろうか...
なにはともあれ,全部で4000ページくらいの超大作もこれで終了.
記念に全部並べてみた.
うーん,我ながらよく読んだものだ.
しかし,これらの本を読んでいる間は他の本が読めなかったので,積読本が結構溜まってしまったな.