2005年02月10日

タンカレー・ジン

[ Goods]

というわけでジンを買ってきた.
前回のバーネットは安いほうに走ったので,今回は高い方に走ってタンカレー・ジンにしてみた.値段はボンベイサファイアと同じくらい.
ボンベイサファイアと同じく,このタンカレーも有名なジンの銘柄なのだが,ボンベイサファイアが香り高い独特のジンとして評価されているのに対して,タンカレーはベーシックなジンというイメージがあるようだ.(ただし,タンカレーにも香り高い「No.TEN」というやつがあるのだが,それは値段がさらに高い.)

栓を開けると,やはりジン独特の香りがする.まずはロックでいってみよう.

tanqueray_1.jpg

さて味は...うーん,普通のジンだなあ.以前のバーネットよりも穀物っぽさはないけど,ボンベイサファイアに比べると,いわゆるジンの味がするなあ.これはこれでレモンを少し入れて飲むと美味しそうだ.

では,次にイエーガーマイスターと合わせてシルバー・ストリークを作ってみよう.ジンとイエーガーマイスターをシェイカーに入れて適当にシェイク.カクテルグラスに移して...と.

tanqueray_2.jpg

うーん,どうしてこれがシルバーなんだ? まあいいや,検索するのは飲んでからにしよう.
では一口....
うーん,ジンとイエーガーマイスターの合わさった味... 不味くはないし,別々に飲むよりは飲みやすいかもしれないけど,別々に飲める人はあえてカクテルにする必要はないような気がするなあ.

という感じで,カクテルを飲み干してからシルバーストリークの由来について検索開始.
シルバーストリークで検索すると真っ先にヒットするのが,シルバー(銀)のストリーク(筋,線)で「銀条」という訳語のついている射出成形時の不良品に関するもの.
カクテルに限定して調べると,イギリス海峡のことをシルバーストリークということがあるらしい.イギリス(ジン)とドイツ(イエーガーマイスター)の真ん中(カクテル)だからイギリス海峡なんだろうか?

で,検索で分かったことがもう一つ.シルバーストリークには別のレシピがあるらしく,そちらはキュンメルを使うらしい.江國香織の『きらきらひかる』で名前こそ出てこないものの「ジンとキュンメル」のカクテルとして出てくるため,世間ではこちらの方が有名なようだ.

キュンメルか.飲んだこともなければ見たこともないな.キュンメルというのはキャラウェイ(姫ウイキョウ)のことらしいのだが,どんな味・香りなんだろう?
こちらのページによると自作できるようだ.キャラウェイ大さじ2+ウオッカ/焼酎3カップに対して糖分3分の2カップを混ぜて1ヵ月半...
これって梅酒ならぬキャラウェイ酒なのでは?