2005年08月18日

sudoku(数独)

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現在,大学は夏休み中.
でも,それは単に講義がないというだけで,基本的に大学には毎日通わなくてはならない.
だが今年は,12日から16日まで大学が一斉休業ということで,強制的に休みを取らされた.
強制的に休みを取らされたからといって,それまでに溜まっていた仕事がなくなるわけでもなく,その期間中もそれなりに仕事はしていたのだが,その生産性を極度に低下させる存在に出会ってしまった.
その名はsudoku.

sudokuで検索してもかなりヒットするが,元々は「数独」と書く.正式名称は「数字は独身に限る」で,その実態は数字を使ったパズルゲーム.

sudoku_1.jpg

こんな感じの9マス×9マスに数字を埋めていくわけだが,タテの行・ヨコの行・太線で囲まれた3マス×3マスのブロックのそれぞれで1から9までの数字を重複しないように埋めていくのがルール.

Wikipediaによると,「数独」という名称自体はパズル雑誌を発行しているニコリの登録商標らしく,それからすると日本発祥なのかもしれないが(ベースはいわゆる「魔方陣」だが),どういう経緯かイギリスで大流行したらしい.

そのためか,ネット上でプレイできるサイトが多数存在しており,私がプレイしているのはWeb Sudokuというところ.画面はシンプルだが,クリアしたときに経過時間が表示されたり,他にも色々とオプションを設定したりできる.

これまで,仕事に煮詰まったときなどの気晴らしはWindowsに付属しているソリティアか,ZOO KEEPERだったのだが,どちらも問題を抱えていた.
ソリティアはどう考えても解けない問題にぶち当たることがあり,その理不尽さに腹が立つことがある.
ZOO KEEPERは運&反射神経の勝負なところがあるため,気晴らしをしようと思っても気晴らしにならないこともよくある.

しかし,このsudoku,運も反射神経も基本的には必要なく,どの問題も解けるようにできているようなので,落ち着いて時間をかけて論理的に穴を埋めていけば,いつかはクリアできるし,クリアしたときは達成感が満ち溢れる.

なので,この2-3日はsudokuで気晴らしをしていたのだが,大きな落とし穴があった.
このsudoku,確かに運も反射神経も必要ない.必要ないのだが,それだからこそ,解けないと自分の思考能力が劣っているのではないかという気になってしまうのだ.
その結果,解けるまで延々とプレイしてしまい,クリアしたときには30分近く経過していたこともしばしばあった.

そんな感じで時間と思考能力を投入し続けた結果,コツがだんだん掴めてきて,クリアまでの時間も短くなってきたわけだが,今度は「いかに早くクリアするか」という新たな落とし穴に嵌まってしまった.

で,やっぱり時間と思考能力を追加投入し続けた結果...

sudoku_2.jpg
(クリックすると大きな画面になります)

ついに目標だった5分をギリギリ切ることに成功!
まあ,これは半分以上マグレだったので,今度はコンスタントに5分を切れるようになることを目標に...
って,自分で新たな落とし穴を掘ってどうするんだ...

ということで,自分だけが落とし穴に嵌まり続けるのもシャクなので,周囲の人に教えてみたところ,それなりに嵌まっていただけたようだ.
まあ,純粋に論理だけで解くタイプのゲームなので,ソリティアとかZOO KEEPERをやるよりも頭の体操になっていいのではないだろうか.