以前記事にしたWWWの障害についてだが,12/28の夕方に復旧した模様.
一時はアクセス困難な状況のままで年末年始の休みに突入するのではないかと心配していたのだが,なんとか御用納めまでに復旧作業が終了したようだ.
関係者のみなさん,ご苦労様でした.
今回の障害の原因は学外とのファイアウォールにあったとのこと.
予想どおりだったので,ちょっと嬉しかったりするのだが,あれだけの状況証拠があれば「原因の箇所がファイアウォールだ」と確定するのは難しくないはず.
本当に確定するのが難しいのは「ファイアウォールの中の何が原因になっているのか」なんだろう.
今年度に新しく担当した授業の中で「ブラックボックス観察実験」というのをやってみた.
数字をいくつか入力すると,その入力に応じて異なる数字が出力されるソフト(=ブラックボックス)を私のほうで作り,それを学生さんに渡して入力を出力に変換する式を当てさせるというものだ.
学生さんの感想は「難しい」というものだったのだが,この手の「入力と出力から中の構造を予想する」という行為は無意識のうちに日常行われている.
「中の構造を予想する能力なんて自分は持ってない」という人も多いだろうが,多くの場合,何度も同じようなパターンを経験した結果として,いつの間にか入力と出力の関係(=中の構造)を把握してしまっているのだ.
このようにして「把握した中の構造」は「実際の中の構造」とは違っていることも多く,それゆえの悲喜劇も数知れず発生したりする.対人関係なんてのはその最たるものだろう.
「把握した中の構造」と「実際の中の構造」が同じかどうかを調べるには,究極的には「実際の中の構造」を手にとって調べるしかない.
今回のネットワークみたいな場合はそれは可能だが,世の中にはそうもいかない場合もある.「相手のことを知りたいから」という理由で相手をバラバラにするのは少々,いや,かなりマズイ.
となると,入力と出力の試行錯誤を繰り返すことで,予想(把握)の精度を上げていくしかないのだが,時には試行錯誤が許されない,一発勝負のような場合もあるわけだ.
運を天に任せてエイヤッ!とばかりに突っ込むのも一つの手だろうが,人類というのは情報や知識を外部化して伝達することのできる類稀な種族なわけで,他の人に聞いたり学んだりすることで,よりよい予想(把握)ができるようになるはずだ.
ということで,「WWWの障害回復」という題名なのに,「VIVA! 人類の英知」または「学ぶ姿勢を大切に」という「看板に偽りあり」なオチで,この記事終わり.
いろいろあって書くのが遅れたが,大阪出張時のネタ.
梅田で食事をすることになったので,以前ネットで見かけて気になっていたネスパという洋食屋に行ってみた.
本店は西梅田の方(桜橋)にあるらしいのだが,今回は大阪駅前第三ビルの地下2階にある店.
店内はこんな感じ.テーブルクロス&ビニールカバーがレトロ感を醸し出している.
メニューは用意されていないが,壁のあちこちに貼り紙があるし,この反対側に大きな黒板があって,そこにも料理名がたくさん並んでいた.
このネスパ,公式ウェブサイトもあるのだが,そのURLは店名のネスパではなくコロペットとなっている.
このコロペットというのは,商標登録までされているネスパのオリジナル料理で,今回の目当てはもちろんコレ.
コロペットというのはカツとクリームコロッケをミックスしたようなもので,肉(牛・豚・鶏・海老)でクリームソースを挟んだもの.
肉の種類によって値段が違うのだが,1種類2個で1000円弱,盛り合わせだと2種類2個で1200円程度.ランチタイム(15時まで)ならばライスまたはパンとスープがついてくる.
今回は色々楽しむために盛り合わせで,牛肉と海老を選んでみた.
しかし,よく考えてみると,それぞれの値段はほとんど違わないし,単品でも盛り合わせでも2個という数は変わらないのだから200円アップになるのは理不尽な気もするなあ.
待つことしばし,出てきたのがコレ.
右が牛肉のコロペットで,左が海老のコロペット.縮尺が分かりにくいだろうが,それほど大きくない.
海老にのっかっているレモン以外にソース類は何もなく,持って来てくれたコックさんも「何もつけずにお召し上がりください」という.じゃあ,そのままいただきましょう.
まずは牛肉のコロペットの断面図.
ピントがうまく合っていないので分かりにくいなあ.
ナイフとフォークで切るとひしゃげてしまうくらい柔らかいのだが,思っていたよりも中身のクリームソースは緩くなかった(=粘度が高い).
では食べてみよう.
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うーん,クリームコロッケよりも濃厚というべきか,それともモッサリしているというべきか... とろーっとした滑らかなクリームソースが入ったクリームコロッケが好きな人には受け入れられないかもしれないなあ.
牛肉の食感と味わいは十分味わえるので,そういう意味では確かにカツとクリームコロッケのミックスといえる.
あと,クリームソース自体の味は濃厚なのかもしれないけど,個人的には味が単調に思えるので何かのソースがかかっている方が美味しいと思うぞ.
続いて海老のコロペット.
こっちもクリームソース自体は同じだと思うが,レモンの分だけ味がついているので,個人的には海老の方が美味しいかな.
見た目は少ないのだが,クリームソースがけっこう濃厚なので,思ったよりもボリューム感はあった.しかし,これで1200円というのは梅田という場所を考えてもちょっと高いかな.
ちなみに,通常のランチメニュー(1000円程度)もあり,どちらかというとそちらの方がお得感は高そうに見えた.
実際,それなりに通っていそうな人はコロペット以外のメニューを頼んでたので,「名物」とか「限定」とかに弱くない人は通常のランチメニューを注文した方が良いかも.