2006年09月14日

真木食堂(中華そば)

[ Spot]

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以前,国道494号を通って面河に行った際,帰りに立ち寄った店.
といっても面河ではなく久万高原町にある店で,国道33号沿いにある(消防署の南側だったと思う).
「食堂」という名前がついているが,この店を訪れる客のほとんどは「中華そば」を食べるというくらい,中華そばで有名な店だ.

店内はこんな感じ.

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いかにも食堂っぽい雰囲気.
昼時は満員になるらしいほどの人気店らしいが,17時過ぎという時間帯のせいか,私の他には店主の知り合いっぽい人しか客はいなかった.

店内の掲示を見ると中華そばのほかにもうどんや丼ものがあるらしいが,やはりここは中華そばだろうということで,中華そば(530円)を注文.
「普通のでいいですか?」と聞かれたので,普通のじゃないのがあるのか聞いてみたところ,大があるらしい.大にするかどうか聞かれるということは,大を注文する人が多い=普通のやつは少なめなのだろうか?と思わなくもなかったが,今回は普通サイズを注文.

しばらく待っていると,

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これこそ中華そば!といわんばかりの典型的な中華そばがやってきた.

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透き通った醤油ベースのスープに,ちょっと太目の麺,そして白地に赤でラーメン模様(正式には雷紋という)の入った器.まさに中華そばの典型.
でも,想像していたよりも油が浮いているなあ.

観察が一とおり終わったところで,伸びないうちに,いただきます.
真木食堂については中華そばが美味しいという前情報しか仕入れておらず,どういう風に美味しいのか全然知らなかったのだが,食べて驚いたのがスープの甘さ.
といっても,松山で有名な「穂・瓢」系ラーメンの甘さではなく,もっとほんのりした甘さ.鶏がらスープ由来の甘さなのだろうか.アッサリしていて非常に美味しい.

もう一つの特徴は具.チャーシュー,カマボコ,ねぎに加えて,

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こんなのが入っている.
ハムだとか魚肉ソーセージだとかいろいろと書かれているが,普通のハムとか魚肉ソーセージよりもちょっとスパイシーに思えたのは,私がふりかけたコショウのせいだろうか.

量的にはもうちょっと欲しかったが,530円という値段を考えると妥当か.
もうちょっと食べたい人は中華そばの大にするか,それともいなり寿司などを追加注文すればいい感じの量になるのだろう.

味には充分満足したので,また食べたいところなのだが,さすがに中華そばを食べるためだけに久万高原町に行くのはツライので,何かの機会で久万高原町まで行ったときには忘れずに食べることにしよう.


・おまけ
事前に地図を調べていなかったのだが,看板に大きく「真木食堂」と書いてあるので,ここだろうと立ち寄ったところ,入り口の暖簾には「辻中食堂」と書いてあった.
もしかして違う店だったのだろうか?と不安だったのだが,他の人の記事によると正式名称が「真木辻中食堂」ということで,あの店が世間でいうところの「真木食堂」であっていたようだ.